「影響の輪」に集中しよう~勝間和代「ニュースダイエットの勧め、再び」より

「影響の輪に集中しよう」アイキャッチ画像 勝間和代

皆さん、こんにちは。
ふらふら彷徨う「さまよい人」です。
「さまよいブログ」へようこそ。

今回は、勝間和代氏の
【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネルの中の、
ニュースダイエットの勧め、再び
という動画を紹介します。

安倍元総理銃撃事件の衝撃冷めやらぬ日本。
あまりの衝撃の大きさに、ついついニュースを追いかけてしまいます。

このたび、勝間和代氏の「ニュースダイエットの勧め、再び」という動画を視て、
それは、知らず知らずのうちに、
私たち一般庶民の普段の日常生活の思考に影響を及ぼすほどに至っている、
それは望ましくないことだ、
ということに気付かされました。

勝間和代氏が動画の中で、
スティーヴン・R・コヴィーの『7つの習慣』の中の
「関心の輪」と「影響力の輪」の話に触れているのですが、
それが、今の私にはとてもタイムリーに響きました。

ぜひ皆さまにもシェアしたいと思いまして、
このたび【YouTube文字起こし】して、紹介させて頂く事としました。

私のように、重大ニュースに影響を受けて何となくソワソワしている方々にとっては、
とても参考になる話だと思います。

ぜひ、最後まで読んでいってください。

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今回紹介する動画について

今回、紹介(文字起こし)するYouTube動画は、【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネルの中の「ニュースダイエットの勧め、再び」という動画です。

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル>「ニュースダイエットの勧め、再び」より

今回の動画は、2022年7月9日に公開された動画です。
「関心の輪」と「影響の輪」のバランスを保つことの大切さを学ぶことができます。

それでは、勝間和代氏のYouTube講義を、一緒に【文字】で学んでいきましょう。

勝間和代氏「ニュースダイエットの勧め、再び」というお話紹介

brown wooden stick lot on gray concrete floor

では、勝間和代氏による「ニュースダイエットの勧め、再び」というお話を紹介していきます。

この動画を新しいタブで視聴したい方はこちらからどうぞ↓
https://www.youtube.com/watch?v=_LubpTHN38k

勝間和代 「ニュースダイエットの勧め、再び」YouTube文字起こし

こんにちは。勝間和代です。
今日の話は何かと言いますと、「ニュースダイエットの勧め、再び」というお話です。

先日、大変悲しい事件がありました。
本当に、安倍元首相、そして関係者の皆様には、
強くお悔やみを申し上げたいと思います。

そして、この悲しさに対して、どのように対処するかという話なんですけれども、
やはり、私が、もう一度お勧めしたいことは、
むやみやたらにニュース、特にニュース映像を視ない、
ということです。

「関心の輪」と「影響の輪」を考えよう

私たちには、「関心の輪」と「影響の輪」という話がありまして、
これは『7つの習慣』のスティーブン・R・コヴィーさんが推奨したものなんですけれども、
要は、関心があるんだけれども影響を与えられるものが多過ぎると、
自分の無力感を感じて、どんどんですね、
自分の自尊心が損なわれてイライラしてしまう、
という話なんですね。

それに対して、
例えば、私がアオちゃん(横に寝ている猫のこと)を可愛がるみたいな形で、
自分の「影響の輪」の範囲でできることに、もっと人生を集中させた方が、
成果も出るし、自分も幸せになれる、っていう話なんです。

衝撃ニュースは「関心の輪」>「影響の輪」を拡大化させる

それで、ニュースは何が良くないか、といいますと、
「関心の輪」が巨大に広がっていってしまうんですよ。
で、それに対して、自分ができることが少ないわけです。

今回の大変残念な事件に関しても、
私たち一人ひとりができることというのは、
選挙に行くとか、あるいは、そのようなテロ行為を許さないということを、
ハッキリと言って、行動に移すことなんですが、
一方で、では、犯人にどういう動機があったのかとか、
あるいは、もう少し警備体制がしっかりしてれば良かったのか、とか、
ましてや、病院に行くまでの昭恵夫人の様子をずっと追いかけるマスコミ放送などは、
まったく視る必要がないわけですよね。

やはりあれは、
元々、銃の製造とかそういうものが、
すでに日用品で、ウェブサイトその他の情報を、入手すれば、
実は、もぅいつでも作れるようになってしまう危険な時代において、
背後をですね、見せるような状況での選挙演説が状況としてあって、
しかも、犯人が虎視眈々と、ある意味、そのような機会を狙っていた、
というような、いろんな悪影響が重なって起きてしまった、
大変悲しい事故なんですけれども、
その背景を知るということと、
実際に、様々なニュース映像を視たからといって、
その犯人や、あるいは、状況がわかった気になるという話は、
やっぱり全然違う話だと思いまして、
結局、私たちができることは何かと言いますと、
やはり、もう少し、自分の日常の中でどういうふうに考えよう、とか、
あるいは、これからの選挙で誰に投票をしよう、とか、
あるいは、もう普段の銃規制も含めた生活の中で、
どうやったらお互いに優しい社会を作ったり、身の安全を確保できるだろう、
ということを考えることが必要なんですが、
それに対して、
いろんな映像を中心としたニュースを視ることというのは、
ほとんど役に立たないと思うんですよ。

役に立たないどころか、
しつこいですが、恐怖心とか、「関心の輪」ばかり広がってしまって、
自分が何ができるかということについて考える時間がなくなってしまいます。

ニュースダイエットして「関心の輪」無限拡大を防げ

だから、今こそですね、
ニュースではなく、自分が何ができるかを考え、自分に集中し、
また、普段の生活をしっかりと続け、周りに感謝をしながら、
どうやったら、少しでも、もぅ、こんな悲しいことが起きない、
あるいは起きにくくなるような、やさしい社会を、もっとお互いに作れるか、
ということを考えて、
とにかく、むやみやたらにニュースを視て、気持ちを…、
何て言ったらいいんでしょう、
何かしなければいけない気持ちを、
ニュースで紛らわさないことだと思います。

そのような形で、
普段の生活から、私もほとんどニュースを視ていませんし、
今回も、一応、どうしても目には飛び込んできてはしまいますが、
まぁ、友人たちがSNS で共有したニュース以外のものをほとんど視ておりません。
テレビも全く視ていません。新聞も読んでいません。

それはなぜかというと、
自分の「関心の輪」と「影響の輪」のバランスを崩したくないからです。

自動的に入ってくるニュースから距離を置き、情報は能動的に入手せよ

今回は、ニュースをたくさん視て、それが崩れてしまった人も多いと思いますが、
一旦、ここで勇気を持って、「ニュース断ち」をして、
自分ができることは何なのか、
あるいは、客観的な情報で自分が得なければいけない情報は何なのか、
ということについて、考えてみて、
情報を「自動的に」入手するのではなく、
「能動的に」入手をして、
その中で、自分の事が何ができるかを考えてみる、
そのようなことを再考していただけたら、と思います。

私は、もぅ、ここ3年ぐらい、全くテレビをつけておりません。
自分が出たのは、最後は、おそらく2~3年前だと思います。
あとは、新聞についても、取ってはいますが、ほとんど読んでいません。
で、もちろん、ラジオとかも聞いてませんし、
また、ニュースに関しては、自分が検索して見に行くことはありますが、
与えられたニュースを読むことがないんですね。

そうすると、すごく自分の時間もできましたし、
逆に、いろいろ余裕がある時間で、もっともっと自分が望む情報を、
本とか、あるいは様々なオーディオブックで聴くことができていますし、
自分の大事な人との時間や、自分の仕事に当てることができています。

社会により良い影響を与えられるよう「関心の輪」と「影響の輪」のバランスを整えよう

ニュースに振り回されないよう、
逆に、自分の「関心の輪」と「影響の輪」のバランスを考えながら、
自分ができることが何なのか、
自分が社会により良い影響を与えられるためにはどのような振舞いをすればいいのか、
そのようなことを考えて、
勇気を持って、ニュースダイエットすることを、
再びお勧めしたいと思います。

ハーイ、ではではでは。
勝間和代がお送りしました。
また、次のYouTube でお会いしましょう。

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル>「ニュースダイエットの勧め、再び」より
さまよい人
さまよい人

「関心の輪」と「影響の輪」がキーワードですね

私は、勝間和代氏の動画を視て、ちょっと頭を冷やすことができたように思います。
全体が熱くなっている時には、こういう冷静な意見、貴重だなぁ、と感じました。

勝間和代 「ニュースダイエットの勧め、再び」動画を視聴して思うこと

drop of water impact

私は、この勝間和代氏の動画を視て、
安倍元総理襲撃事件の報道に関して、
まさしく野次馬根性丸出しで、
興味本位で追いかけていた自分であったことを自覚させられました。

そして、
❝今こそ、『7つの習慣』の中の「関心の輪」「影響の輪」という考え方をおさえて、「影響の輪」の方に集中しよう❞ 
という勝間和代氏の主張に、強い感銘を受けました。

『7つの習慣』というのは、
スティーブン・R・コヴィーによって書かれ、1996年に出版された書籍で、原著の初版は1989年。
2018年の時点で44か国語に翻訳され、全世界3,000万部、
日本でも累計200万部を売り上げた名著(ウィキペディア(Wikipedia)>「7つの習慣」)です。

『7つの習慣』という本は、私もかなり以前に読んだことがあるのですが、
その時は、本当に表面をなぞっただけで、全然腹におさまっていませんでした。
このたび勝間和代氏の動画を視て、改めてパラパラと読み返してみました。

「関心の輪/影響の輪」というのは、
『7つの習慣』の中の、第1の習慣「主体的である」の中で語られています。

関心の輪/影響の輪については、以下の記事が参考になります↓
『7つの習慣』影響の輪と関心の輪とは?主体的な生き方で影響の輪を拡げる

HRドクター記事 >マネジメント >『7つの習慣』影響の輪と関心の輪とは?主体的な生き方で影響の輪を拡げる より)

「関心の輪」というのは、文字通り、自分が関心のあることがらのことで、
「影響の輪」というのも、文字通り、自分が影響を及ぼすことのできることがらのこと。

「関心の輪」も「影響の輪」も、その大きさがずっと同じというわけではなく、
私たちの考え方や行動によって、大きくなったり小さくなったりする。

コヴィー博士は、
たとえどのような状況であっても、物事を自分で選択して「主体的に」関わることで、
「影響の輪」は大きくすることができると説き、
このことを「影響の輪を広げる」と表現しました。
そして、「影響の輪」に集中することこそが、
第1の習慣である「主体的である」という生き方につながる、
ということを主張しているわけです。

勝間和代氏が動画の中で語っているのも、まさしくそのことです。
衝撃的なニュースによって、
知らず知らずのうちに「関心の輪」のインフレーションが起きている。
だから、このような時こそ、
意識的に「関心の輪」を絞って「影響の輪」とのバランスを取ることが大切。
そうしないと「主体的である」ということが損なわれてしまう危険性がありますよ、
そう訴えて下さっているわけです。

勝間和代氏の語りを受けて、
久しぶりに『7つの習慣』という本をパラパラと流し見しました。
ページをめくりながら、改めて、
本当にたくさんの貴重な教えがまとめられているなぁ…と感じました。
世界的ベストセラーは伊達じゃない、きっと読み込めば読み込むほど多くの学びがあるに違いない、そう思いました。
また機会を見つけて熟読したいと思いました。

 「影響の輪」に集中したい

話がそれました。
言いたいことをまとめましょう。

今、私たちは、SNS等のメディアが驚異的に発展した社会の中で生活しています。
私たちは、今や、何もしなくても、「情報」の方が勝手に私たちに押し寄せてくる世界の中にいます。
そのような世界の中では、
無抵抗でいると、「関心の輪」ばかりが急激に拡大してしまい、
「影響の輪」とのアンバランスが恐ろしいほど進んでしまう恐れがあります。

現代の社会は、
自分ではどうすることもできないこと、それはあなたが心配すべきことではないでしょう、
という内容のことを真剣に悩んでいる人がとても多くなっているような気がします。

何においても「自分には関係ない」と
無関心でいるばかりなのはもちろん良くないことだと思います。
しかし、かといって、
安倍元総理の警護体制をどうすべきだったのかとかいった、
私たちにはどうすることもできないこと、
私たち一般人が頭を悩ませる必要がないこと、
それにエネルギーを集中するのは、
どう考えても「非生産的」。
勝間和代氏の言葉を借りれば、
「関心の輪」と「影響の輪」のバランスが崩れてしまっています。

これは、決して、広い一般社会のニュースに関連したことだけではなく、
それぞれ個人レベルにおいても、言えることでありましょう。

例えば、私などは、
今生において、奇しき縁で小さな小さな天理教分教会を担当する運命を与えられたのですが、
今の私が、天理教「全体」の今後の展望についてあれこれ思い悩み、
そこに自分の意識を集中したとしても、
それは自分の「影響の輪」の外側の話なわけです。
そのことへ「関心の輪」を広げても、
正直なところ何も産み出さないし、それはただ自分の無力感を増強させるだけのこと。

それよりも、
自分の「影響の輪」の範囲内である、自分に任せられた小さな教会の今後の方に意識を集中することの方が、
よほど限られた自分のエネルギーの有効活用になります。
親神様からの「分け御霊」を大切にできます。

魂は生まれ変わりしながら永続するのかもしれません。
しかし、今回の人生は有限です。
限りある今生ならば、自分の「影響の輪」に集中した方がいい。すべきだ。
そんなふうに、私は感じました。

メディアが大きく発達した世界に放り込まれた私たちですから、
意識して「関心の輪」を絞り「影響の輪」とのバランスを保つ必要があります。
むしろ、これからの時代は、
情報を自分で選択して「主体的に」関わることで「影響の輪」を広げる、
それを意識して「主体的に」生きようとすることの方がより大切。

このたび、勝間和代氏の動画を視て、そのような学びを得ることができました。
ありがとう、勝間先生。また一つ視界が広がりました‼

まとめ

sunset dawn nature

【「ニュースダイエットの勧め、再び」勝間和代YouTube動画からの学び】

  • 「関心の輪」と「影響の輪」を考えよう

  • 衝撃ニュースは「関心の輪」>「影響の輪」を拡大し、そのバランスを大きく崩してしまう

  • ニュースダイエットして「関心の輪」無限拡大を防ごう

  • 自動的に入ってくるニュースから距離を置き、情報は能動的に入手しよう

  • 社会により良い影響を与えられるよう「関心の輪」と「影響の輪」のバランスを整えよう

  • 自分の「影響の輪」の範囲で出来ることに人生を集中させた方が、成果も出るし、自分も幸せになれる

以上、勝間和代氏「ニュースダイエットの勧め、再び」というYouTube動画【文字起こし】を紹介し、それに私の学びを少しだけ付け加えさせて頂きました。

当記事をまとめるにあたり、今回の勝間和代氏動画【文字起こし】を何回か読み返しました。
そうする内、次のような予想が浮かび上がってきました。

それは、
きっとこの記事を読んで、
❝「影響の輪」に集中するという言い方は、聞こえは良いが、実は、それは、自分の周囲のことしか見ようとせず、自分さえ良かったらいいという「我が身勝手な考え方」を正当化しようとする理屈だ❞ 
と反発を感じる人も出てくるだろう、ということです。

そう言われてみると、
確かに、そういう気持ちが含まれているかもしれないなぁ、と思ったりもします。

では、そのような批判に、私はどう応えるのか…
うまく言い表す術が見つからないまま あれこれ考えていく内、
あの 有名な言葉が思い浮かんできました。
批判に対する応えにはならないかもしれませんが、
(ちょっと長くなってしまって、疲れたことでもあるし…)
最後に、それを記して、今回は終わりにしたいと思います。

【ニーバーの祈り】

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>「ニーバーの祈り」より)

「変えるべきもの」を見抜く力を獲得して、自らの「影響の輪」の中で、その「変えるべきもの」をより良く変えていくことにエネルギーを集中していけるような人生を目指していきたい。

さまよい人は、厚い雲が空を覆って先が見通せない重苦しい空気の現代社会を彷徨いながら、そんなことを考えたりするのでありました。

ではでは、今回はこのへんで。

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