変化への恐怖を克服しよう~「勝間和代の、変化への恐怖心を克服する方法」より【YouTube文字起こし】

「 変化への恐怖を克服しよう」アイキャッチ画像 勝間和代

Dear everyone,

こちらは、
ふらふら彷徨う「さまよい人」による
『さまよいブログ』
= 彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】です。

2022年も大晦日を迎えました。
激動の一年が、もうじき終わろうとしています。

今年もいろいろありました。
が、それでも
「大難は小難に 小難は無難に」
結構に一年間お連れ通り頂きました。
本当に有難いことでした。

もうすぐ、新しい年となります。
新しい年も、きっとまた、いろんなことが待ち受けていることでありましょう。

新年は、教祖百四十年祭の三年千日年祭活動期間に突入することもありますし、
多くの面で「変化」が必要になってくる気がします。

変わらなければならないと頭で分かっていても、「変化」というのはこわいもの。
そこで、今回は、「変化」に関する動画で勉強したいと思います。

いつも学ばせてもらっている、勝間和代氏YouTubeの中に、
「変化」に関する手頃な動画がありましたので、それを取り上げさせて頂くことにしました。

ということで、今回は、
勝間和代氏の【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル中の、
勝間和代の、変化への恐怖心を克服する方法
という動画を【文字起こし】して勉強します。

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今回紹介する動画について

今回、紹介【文字起こし】するYouTube動画は、
【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネルの中の
勝間和代の、変化への恐怖心を克服する方法
という動画です。

動画公開日: 2019年8月19日

動画概要欄: 「どうしても私たちは常に現状維持バイアスっていうのがありまして、変化を怖がり、新しいことをなるべく避けようとします
しかし、それでは現代世界で生き残れないのはみんなよく分かってることです。
どうしたら変化に対して過度にネガティブにならずにうまくそれを受け入れ、波に乗ることができるのか、動画を作りましたので参照してみてください。」

この動画を新しいタブで視聴したい方はこちらからどうぞ↓
https://www.youtube.com/watch?v=rmZabiUNKpY

では、以下に【文字起こし】を記載します。

「勝間和代の、変化への恐怖心を克服する方法」 YouTube文字起こし

amazing cat pictures

こんにちは。勝間和代です。
今日は、どうやったら変化への恐怖心を克服できるか、
という話をしたいと思います。 

私たちには「現状維持バイアス」がある

私たちはですね、「現状維持バイアス」と言いまして、
基本的に、今ある状態を快適だと思うようになってるんですね。

それは当たり前でして、
これまでは、長年生きてきた中で、一応ですね、その時、自分にとって一番良いであろう選択肢を、選び続けてるわけですよ。

なので、まぁ、その選択肢をしないよりはした方が、今のが快適ですし、
そして、将来、何かこれから変わった時に、今より良くなると良くならないか全くわからないんですね。
そうすると、わからないのであれば、現状のままを維持する、という方を好むんです。 

この1本前の動画で私がですね、
iPhone からAndroid にする時になかなか躊躇するという人が多い、という話があったんですけれども、
まさしくそれは「現状維持バイアス」でして、
別に、今 iPhone で特に不自由はなく暮らしているのであれば、わざわざリスクをとってAndroid にしなくていいじゃないか、と思うのと全く同じです。 

変化を恐れるもう一つの要因として「プロスペクト理論」がある

で、この「現状維持バイアス」というのは、
今現在の状態を心地よければそれからわざわざ変える必要がないという話と、
もう一つあるのがですね、
これ、経済学用語で「プロスペクト理論」って言うんですけれども、
私たちって、現状に対してですね、ちょっとでも損失があるとすごく嫌なんですけれども、
プラスがあっても、そんなにですね、恩恵を感じられないというですね、
ちょっと変わった「効用関数」っていうんですけれども、持ってまして、
なので、マイナスのことはすごく嫌だけど、プラスのことをちょびっとしか感じられないという、これ、未来に関してですね…。

なので、例えば、100円得して100円損するみたいな可能性が50%50%ある取り引きがあった場合にですね、そうすると、現在地でいえば0円じゃないですか。
だったら、その取引をしない、と思う人の方が多いですし…。

逆に、確実に100%の確率で30円くれるけれども50%の確率で80円くれる、という取引があった場合に…、(だから、50%の確率で80円または0円ですね)
で、100%の確率で30円くれる、という取引があった場合に、
多くの人はですね、これ、100%の確率で30円くれる取引の方を選ぶんですよ。

もしかしたら、半分の確率で80円になるかもしれませんけど、半分の確率で0円になっちゃう、
こういうですね、リスクの高い取引で将来性が不安定なものというのは、みんな嫌がるんですね。 

これがまさしくですね、私たちが何かを変えようとした時に、現状がそこそこ満足していたとしたらですね、その前に進むのを嫌がる、という性質です。
「現状維持バイアス」とも呼びます。 

変化への恐怖を克服する方法 3つ

では、これをですね、どうやって克服していけばいいのか、という話なんですけれども、
まず第一に、このような性質が私たちにある、ということを知ることです。

すなわち、将来の利得については、割とディスカウント目、割り引いて考えてしまって、
将来の損失について大きめに考えるので、
どうしてもですね、例えば、リスクリターンがほぼ同じものであっても、リスクの方が大きく見えてしまうという傾向がある、
ということを、まずは知っておくのが1点目です。 

で、2点目はですね、
どうやって、これ克服をするかといいますと、
まずですね、側でやってる人がいるといいんですよ。

実際に、目の前で、親しい友人とか、友人の友人ぐらいでもいいんですけれども、
私たちが今取ろうとしているリスクを、実際に取ってくれた人がいて、その人がうまくいってるのを見るとですね、
私たちは安心して「あぁなんだ、あぁやればいいんだ」と思って、そのリスクを取れるようになるんですね。

ですので、側でやってる人の真似をする、というのが2点目です。 

で、3点目はですね、
私が、例えば iPhone からAndroid に行こうとした時に、いきなり、最上位機種のAndroidを買うんじゃなくて、とりあえず、ちっちゃな、安いAndroidを買ったように、
まずは、「スモールステップ」と言うんですけれども、
現状は、変えないままにですね、ちょっとだけリスクを取ってみるんですよ。

で、ほんの少しリスクを取ってみて、いけそうだと思ったら、またたくさんリスクを取る。

これ、経済学用語でいうと、「リアルオプション(Real Option)」という考え方なんですけれども、
まぁ、オプションというのは「権利」ですね。

なので、ちょっとした権利を買ってみて、その権利がいけそうだと思ったら、もうちょっと掛け金を積み増しするみたいな形で、少しずつリスクを取っていくということになります。 

「迷ったら変化する方を取る」ことがオススメ

で、この3点を考えた時に、私が普段やってることは何かというと、
「迷ったら変化する方を取る」
ということです。

どうしようかな、これやろうかやるまいか、みたいなことがあった時に、
元に戻れることであれば、どんどん変化する方を取る、ということですね。 

私、Android の端末って、最近、2台使ってるんですけど、
ファーウェイ(HUAWEI)の端末とオッポ(OPPO)の端末があって、
年がら年中です、私、SIMカード入れたり戻したりしてるんですよ。

どっちの方メインにするかっていうのを考えながらですね、
ファーウェイ(HUAWEI)に入れてたSIMをオッポ(OPPO) にして、オッポ(OPPO)に入れたSIMをまたファーウェイ(HUAWEI)に戻して、で、今日またオッポ(OPPO)の方に戻して…、みたいな感じにしてます。

SIMの入れ替えなんて、これ別に、やろうと思えば10分20分で全部設定まで出来ますので、大した手間じゃないのと、
実際にやってみた時に、自分にとってどっちの方がメリットがあるか、ということを実体験で確認していくとですね、
変化しても元に戻れるように手はずを整えておけば、新しい変化に対して、大して怖くなくなります。 

あと、今日、私、夕方から夜にかけてすごく一所懸命やっていたのは何かと言うと、
私、パソコンですね、マウス(mouse)のゲーミングパソコンと、レッツノート(Let’s note)両方持ってるんですよ。

で、レッツノート(Let’s note)の方がもちろん安定してるんですけれども、そんなにパフォーマンスが速いわけじゃないんですね。

それに対して、マウス(mouse)のゲーミングパソコンというのは、多少癖がありますけれども、それでも、すごい速いんですよ。 

で、最近ですね、ちょっと京都に行ったり来たりして行き帰りが多かったので、しばらくレッツノート(Let’s note)を使ってたんですけども、
もう京都に行く必要がほとんどなくなりましたので、東京でずっといる、と。

そうしたらですね、多少リスクが高くても重くてもですね、速いパソコンの方がいいので、
久しぶりにですね、マウス(mouse)のゲーミングパソコン引っ張り出してきて、いろんなソフトウェアのセットアップをしたりですね…

今まで動画編集、ちょっとレッツノート(Let’s note)だと重たいなぁ重たいなぁ、と思ってたんですけれども、これをですね、ゲーミングパソコンにすると、 CPUも速いしグラフィックカードも綺麗だし…

ということで、新しいリスクを取るようにしてるわけです。

で、半年以上使ってないので、ソフトウェアをアップデートしたり、新しく買い足したものがあるんですけども、
その新しく買い足したものについても、一部のソフトウェアは、そのパソコンから、元のパソコンから移行できなかったり、買い足さなきゃいけなかったりして、いろいろトラブルが多いんですけれども…

それでもですね、いつでも前のノートパソコンには戻れるんだから、と思っていれば、
新しいゲーミングパソコンに移行するのって、そんなに辛くないんですよ。 

変化への恐怖を克服して新しいことを始める際の注意点

とにかくですね、
新しいことをやる際には、ちょっとずつ「スモールスタート」でやる。

しかも、その時に、リスクとリターンが、
私たちはリスクを多めに行く見積もりがちだ、ということを知っていて、
勇気を持って、ちゃんと変化をしてみると良いことがたくさんあるので、
「なんだ、こんな簡単なことだったんだ」
ってことで、手に入れられることが増えていきます。 

また、それでもまだ勇気がないとしたら、
身近にですね、そういうリスクをたくさん取る友達で、うまくいっている友達をたくさん作って、
あぁ、この人の真似をすればいいのね、みたいなことがわかってくるとですね、
この「現状維持バイアス」がなくなって、
どんどん変わりたい、変わろうと思うと思っていきますので…

ぜひですね、この「現状維持バイアス」に対してはですね、
私たちは、基本的にそう思う性質があるんだ、
ということを知って、うまくそれを乗り越える方法を試してみて下さい。 

ハイ。ではではでは。
勝間和代でした。

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル>「勝間和代の、変化への恐怖心を克服する方法」より)
さまよい人
さまよい人

人間、変化するというのは恐いもの。
そのための心がまえについてのお話でした。 

 以上、「勝間和代の、変化への恐怖心を克服する方法
というYouTube動画の【文字起こし】でした。

動画を視聴して思うこと

change new beginning risk

勝間和代氏の「勝間和代の、変化への恐怖を克服する方法」という動画を視聴して思うことを少しばかり記述します。

この世は「諸行無常」。
常に変化し続けているものだと聞かされてはいるけれど、それにしても、近年の「コロナ禍」を通しての変化は、その度合いがハンパない。

コロナウィルス感染症が蔓延する前と今とでは、
まだせいぜい2~3年しか経っていないのに、本当に信じられないほど、いろんなことが変わってしまいました。

間もなく迎える新年。

コロナウィルス感染症がどうなるかは、まだ誰にもわかりません。
新しい年は終息に向かうかもしれないし(向かってほしい)、
まだまだ終わりが見えないかもしれない。

それでも、コロナ禍をきっかけにして一気に加速した「変化の動き」が止むことは、どうやらなさそうです。

というより、むしろ新年はそれがますます加速するであろう、巷間ではそのようにささやかれています。

私が今世で深いご縁を頂く運びとなった「天理教」という宗教的共同体においても、きっと、その流れと無縁でいることは出来ないでありましょう。

好むと好まざるとに関わらず「大きく変わらざるをえない状況に追い込まれる」というのは、
たぶん、それが「天の意思」なのだからだと感じます。

今が、大きな変化の旬であるとするならば、
今回の勝間和代氏の動画で学んだ通り、
デフォルトで変化を恐れる人間心理を克服して、
少しでも正しき(天の理に沿った)変化を遂げられるように努めたいものであります。

今こそ、
過去のブログ記事でも何回か引用したことのある「二ーバーの祈り」の言葉が、
重く心に食い込んできます。

「神よ、
変えることの出来ない事柄については、それをそのまま受け入れる平静さを、
変えることの出来る事柄については、それを変える勇気を、
そして、この二つの違いを見定める叡智を、

私にお与えください。」

O God, give us serenity to accept what cannot be changed, courage to change what should be changed, and wisdom to distinguish the one from the other.

【ラインホールド・ニーバー】(アメリカの神学者、雑誌編集者)(1892-1971)
アメリカの自由主義神学者であり政治や社会問題についてのコメンテーターでもあった。
この言葉は、ニーバーがマサチューセッツ州西部の山村の小さな教会で1943年の夏に説教したときの祈りの言葉とされている。
アルコール依存症、薬物依存症や神経症の克服するプログラムに採用され広く知られるようになった。

 モチラボ> 心に響く名言 > ニーバーの祈りより

まとめ(今回の動画からの学び)

possible impossible opportunity

【「勝間和代の、変化への恐怖を克服する方法」】
(YouTube動画からの学び)

  • 私たちには、今の状態を維持しようとする「現状維持バイアス」という心理作用が備わっている。

  • 「現状維持バイアス」という心理が作用する理由として、
    行動経済学の「プロスペクト理論」でいう【損失回避性】も関係している。

  • 人間は、恩恵、プラスのことはちょびっとしか感じられないのに対して、
    損失、マイナスの方は強烈に嫌だと感じて「避けたい」という気持ちを強く持つようになっている。

  • 【変化への恐怖を克服する方法】 3つ

    1. 私たちには、このような性質(「現状維持バイアス」&「損失回避性向」)がデフォルトで備わっている、ということを知ること。

      私たちは、将来の利得については割引いて考えがちで、もともと、将来の損失の方を大きめに考える性質を持っている。
      なので、リスクリターンがほぼ同じものであっても、リスクの方が大きく見えてしまう傾向がある。
      そのことを、まずは知っておくことが必要。

    2. 実際にリスクを取ってうまくやってる人の真似をする。

      実際に、間近に、自分が取ろうとしているリスクを実際に取ってうまくいっている人がいると、私たちは安心してそのリスクを取れるようになる。
      なので、そのような人を探して(可能ならば近付いて)、その人の真似をすると良い。

    3. まずは「スモールステップ」で取り組んでみる。

      現状は変えないまま、ちょっとだけリスクを取ってみることから始める。
      ほんの少しリスクを取ってみて、いけそうだと思ったら、少しずつリスクの高い段階へ進んでいく、という方法で取り組むと良い。
      そうすることで、変化への恐怖を緩和できる。い段階へ進んでいく、という方法で取り組むと良い。
      そうすることで、変化への恐怖を緩和できる。

  • 勇気を持って変化をしてみると良いことがたくさんあるので、
    「迷ったら変化する方を取る」
    ことがオススメ

以上、「勝間和代の、変化への恐心を克服する方法
というYouTube動画【文字起こし】を通じた【自己学習】でした。

今回の「彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】」は、
「恐怖心を克服して変化していこう」
という学びの記録でした。

間もなく迎える新年。
新しい年は、変化した新しい世界へ適応できるように、
勇気をもって変化する道を歩みたいものです。

人生、死ぬまで勉強。
今後も、勉強し続けていきたいと思います。

今年も一年間ありがとうございました。
ではでは、今回はこのへんで。

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