「問題解決の基本技法」を学ぶ~勝間和代YouTubeより

「問題解決の基本技法」を学ぶ~勝間和代YouTubeより 勝間和代

皆さん、こんにちは。
ふらふら彷徨う「さまよい人」です。
「さまよいブログ」へようこそ。

前回記事で書いた通り、
このブログも目出度く、開設1周年を迎えました。

1年継続して、ブログの在り方をどうしようかとあれこれ考える日々。

開設当初よりは読んで下さる方が増えてきましたが、
それでも、読んで頂けることは非常に少ないというのが現状。

どうすれば、もっと多くの方に読んで頂けるようになるか…
これまでの自分のブログ記事を改めて読み返してみました。

自分の記事を自分で読み返してみて思ったのは、
「記事内容、長ぇ!」ということ(笑)。

私の性格でしょうか。
どの記事も、ダラダラと異様に長い。
第三者的視線で自分のブログに向き合うと、
ちょっと気軽に読もう、という感じには正直ならない(汗)。

そこで、考えました。
もっと短く、サクッと読めるような記事の方がいいんじゃないか、と。

じゃあ、どういう記事がいいのか。
無い頭を絞りました。

今までの私のブログは、自分が読んだ本を紹介する書評中心。
ほぼ自分のアウトプットの場、自己満足スペース化している。
なので、どうしても自分が学んだことをすべて盛り込みたくなる。
そうすると長くなる。

書評系ブログじゃない方がいいかも。
でも、書評関連以外で、私に書けるものが思いつかない……

あれこれ思考の海を「さまよい」つつ、…閃いたのは、
私は、日頃YouTubeで情報収集することが多い。
その中に、とても勉強になる動画が山のようにある。
そうだ、それを紹介すれば、皆さまのお役に立てるんじゃないか、
ということでした。

ということで、
ブログ1周年後、初の今回。
試験的に、YouTubeで勉強になった動画を
サクッと紹介してみようと思います。

動画のURLを貼ったらそれで終わってしまうことかもしれない。
が、文字起こしして、文字にすることで
助かる人や、新たな気づきを得る人も、きっといるに違いない。
という、自分の「ヒラメキ」を信じて、
チャレンジしてみることにしました。

とりあえずやってみて、
その後どうするかはまた考えたいと思います。

みなさまにとっても勉強になることが、きっとあるハズ‼
ぜひ、最後まで読んでいってください。

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「勝間和代の、問題解決の基本技法を教えます」YouTubeの紹介

free building image on unsplash

私が視て勉強になったYouTubeを文字起こしして紹介する、
と閃いたはいいが、
さて、では何を紹介するのが良いか。
頭をひねりました。

その結果、
「学習系」が良いだろう、
というところに落ち着きました。

「学習系」でどの動画が良いか。
思案した結果、
勝間和代氏の
【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル
の中の動画を対象にしてみよう、
というところに思案が落ち着きました。

このチャンネルを選んだ理由。
それは、以前に一度、
勝間和代氏のYouTubeチャンネルを台にして記事を書いたことに起因します。

「起きていることはすべて正しい」そこから始めようという、
2022年4月2日の記事です。
https://samayoi.net/reading-everything-happening-correct

ちなみに、この記事は、
勝間和代氏の『起きていることはすべて正しい』という本の紹介、という内容で、
YouTube紹介記事ではありません。
しかし、その本に関する記事を書こうと思いついたきっかけが、
勝間和代の座右の銘は、「起きていることはすべて正しい」です。
という勝間チャンネルだった、
というわけです。

その時は、
たまたま私のYouTubeのオススメにあがってきたのを、
タイトルに魅かれて偶然視たに過ぎないのですが、
以来、私のYouTubeのオススメに、
勝間和代氏の動画がたびたび上がってくるようになりました。

で、勝間和代氏の動画を 時々 視るようになったのですが、
いろいろ 勉強になることが多い。

このたび「学習系」動画というジャンルで目を凝らした時に、
勝間チャンネルの中に「短時間」の学習系動画たくさんあったなぁ、
ということが思い出されたのでした。

あんまり長い動画だと、またダラダラしてしまう。
これぐらい短いと丁度良いかも、と考えました。
それで、今回、
【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネルの中の動画から、
一つ勉強させてもらうことにした、という次第。

その勝間氏のYouTubeチャンネルの中にもたくさん動画があり、
どれが良いか迷いましたが、
今回は、その中から
勝間和代の、問題解決の基本技法を教えます
という動画を紹介することにしました。
「問題解決の基本技法」って、ちょっと魅力的なタイトルだと思いませんか?

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル、「勝間和代の、問題解決の基本技法を教えます

2019年11月4日のちょっと古い動画ですが、
問題を解決するための「基本」
ということを学ぶことができる動画です。

それでは、勝間和代氏のYouTube講義を、
【文字】で学んでいくことと致しましょう。

問題解決には「雛形」がある

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こんにちは。勝間和代です。

今日はですね、
いろんな質問があるんですけれども、
この、いろんな質問に対して、
まぁ大抵みんな、「問題」があるわけですよ。

その「問題」を、
どうやって解決すればいいか、
という方法を、
よりですね、抽象度を上げた「一般的な方法」
というのを、紹介したいと思います。

普段から私たちは、
ちょっとした困り事が、いつでもあるわけですね。

それを、まあ「問題」と呼ぶんですけれども、
その問題解決には、「雛形」があります。

私は、これをどこで学んだかと言いますと、
マッキンゼーというコンサルティング会社に入った時に、
初めてその雛形を知りました。

以来ですね、
この「雛形」があることによって、
すっごい人生が楽になったんですよ。

その「雛形」は何かと言いますと、
まず「問題」そのものをですね、
漠然と捉えるのではなくてね、
「より具体的にする」、
ということを習いました。

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル、「勝間和代の、問題解決の基本技法を教えます」より)
さまよい人
さまよい人

問題解決に「雛形」がある? 

それはぜひ知りたい‼

ウィキペディアによれば、勝間和代氏は、
1998年1月~2003年9月の5年9ヶ月間、
マッキンゼーに 経営コンサルタントとして在籍していたそうです。
(Wikipedia「勝間和代」より)

そこで、問題解決の「雛形」というものを学んだのですね。

海は沸かせないけれども、ビーカーの水は沸かせる

「海は沸かせないけれども、ビーカーの水は沸かせる」、
ということを習いまして、
例えば、
最近、朝起きられないとか、時間が守れないとか、
あるいは、
趣味がなかなか広がらないとか、
そういった具体的な、まぁ質問があるんですが、
これも、本当は、もう少し具体的にした方がいいんですよ。

朝起きられないという漠然とした疑問というよりは、
できればですね、
毎朝起きられないのか、夜遅かった時に起きられないのか、
あるいは、
何か仕事がつまらない時起きられないないのか、とか、
いろんな朝起きられないという状況がありますので、
朝が起きられないということを、
もう少し個別具体的にですね、
まとめる、ということが必要になります。

また、趣味に関してもですね、
今いろんな趣味が十分にあるのに、さらに追加して趣味が欲しいのか、
あるいは、もっと華やかな趣味が欲しいとか、
あるいは、
よりですね、みんな周りがやってないことが欲しいとか、
もっとですね、いろんな、具体的な、
質問とか疑問とか、解決したいことについてもですね、
それがね、個別具体的になるほど、
よりですね、解決の方向性が定まります。

私が問題解決の時に、
とにかく習ったことの一番は何かというと、
大体ね、問題が「具体的に」なればなるほど、
それは、ほとんど解決に向かっている、
という話でした。

私たちが、問題がなぜ問題のままかというと、
その問題があまりにも漠然とし過ぎていて範囲が広いので、
なかなか解析できない。

たとえば、
私たちがよく思っている問題として、
幸せになる為にはどうしたらいいですか
って質問があるんですけれども、
これはちょっとみんな漠然とし過ぎてて、
厳しいですよね。

例えばこれを、幸せというのを、
例えば、身近な人と人間関係を良好に保つ、みたいに、
まぁ、もっと具体的なことにすると、
それでは人間関係についての手法を学べばいいんだ、
ということも分かりますし、
あるいは、
健康になっていたいということにすれば、
健康について学べばいいんだ、
ということも分かりますので、
全部これですね、
より具体的なことを具体的なことといって、
問題を小さくしていくと、
解決できる問題になっていく、
と考えます。

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル、「勝間和代の、問題解決の基本技法を教えます」より)
さまよい人
さまよい人

『海の水は大きすぎて沸かせないけれど、

 ビーカーに入った小さい水なら沸かせる。』 
 今回の講義の「キーフレーズ」ですね。

言われてみると、確かに、
私たちが “あぁ問題がある~” と頭を悩ませている時の問題というのは、
往々にして、漠然としていて範囲が広い場合が多いような気がします。

抽象的な問題を、より具体的なレベルに掘り下げていく、
すなわち小さくしていく。
それが、問題解決の第一段階
=「海の水は大きすぎて沸かせないけれど、ビーカーに入った小さい水なら沸かせる」
ということなのですね。

仮説を立てる

次にですね、
この解決できるぐらいに問題のピースを小さくしたら、
次にやりたいことは何かというと、
それについての仮説ですね、
仮の説、仮説を立てるんですよ。

これ英語で、ハイポシシス(hypothesis)っていうんですけども、
理科の実験とか科学の実験する人はよくやるんですが、
何か証明しようと思ったことについて、
答えがこれなんじゃないかという仮決めをするんですね。

例えば、
朝起きられない理由というのは、寝不足なんじゃないかとか、
朝起きられない理由というのは、目覚ましの音が弱いんじゃないか、とか、
もぅいろんな仮説を立ててですね、
一番もっともらしいものから検証していきます。

一番可能性の高いものを実際に実験してみて、
まぁ、もしその仮説が正しければそれでOKだし、
ダメだったら次の仮説に行く、
という形で、常にですね、仮説検証を繰り返していくんですよ。

ですので、
仮説の種類というのは、
まぁ、はじめ1個かもしれませんけど、
これが例えば10個とか20個あっても構わないですね。

ただし、
それを一つ一つ検証して前に進んでいく、
という形にします。

で、この仮説はどこから持ってくるかといいますと、
まぁ、いわゆる専門家に聞いても構いませんし、
あるいは、本を読んでも構いませんし、
友達と雑談をしても構わないんですけれども、
いずれにしてもですね、
この質の良い質問、質の良い疑問に対して、
質の良い仮説というのを持ってきます。

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル、「勝間和代の、問題解決の基本技法を教えます」より)
さまよい人
さまよい人

仮説を立てる。
学校の理科の授業で習いましたね。

第一段階で問題を小さくしたら、
次に、それについての仮説を立てる。
そして、それを検証していく、
ということですね。

まさしく理科の授業そのもの。

問題解決の第二段階は、「仮説を立てる」なのですね。

仮説を検証する

で、この質の良い仮説がありましたら、
それに対して、さらに実証をしていくとですね、
どの仮説が当たっているか、と
いうことがわかっていきますので、
問題解決に近づいていく、と。

つまり、大事なことは何かというと、
問題を大きく漠然と捉えるのではなく、
よりですね、解決が可能なぐらい、
小さいユニットにするということと、
その小さいユニットにした問題に対して、
より具体的な仮説をですね、
また調べていって、
その仮説をさらに実践をして、
一個一個どれが本当で、どれがイマイチな仮説だったか、
ということを確認していくわけです。

で、この繰り返しをしていくとですね、
まぁ仕事でも人間関係でも、料理でも運動でもですね、
あるいは人生の生き方でもですね、
結構ですね、まぁ修正も効きますし、
新しいことに対して、目が向いてくんではないかな、
と思います。

このYouTubeをする時にですね、
私そこでライト点けてるんですけど、そのライトもですね、
実は、結構こまかく調整したんですよ。
やっぱり出力とですね、光の温度がありますよね。
その温度によって、自分がどのぐらいに映るかどうかというのは、
しばらくやってみて、まぁ仮説を立ててみて、
何回も何十本も撮ってみて、
ようやくですね、これぐらいがいいかな、
というバランスに、今落ち着かせています。

そんな感じで、常にですね、
仮説を作り、
その前には問題を小さくし、
それに対し仮説を作って、
さらに検証する、
ということをやってみてください。

(ネコ関連で少し中断)

とにかくですね、
問題を具体的にして、
「海を沸かそうとせずに、ビーカーを沸かす」、
ということ。

さらにですね、
より具体的な仮説をどんどん持ってきて、
まぁ、良さげな仮説から実際に検証してやってみて、
その解決を図るということ。

この2つをやってみると、
さまざまな問題解決というのは、スムーズに進むと思いますので、
ぜひやってみてください。

ハ~イ、ではでは、
今日は、ちょっとくっつきっぱなしのチロちゃん(ネコ)とお送りしました。

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル、「勝間和代の、問題解決の基本技法を教えます」より)
さまよい人
さまよい人

「仮説を立てたら検証をくり返す」 

 ますます理科の授業そのもの!

問題解決の「雛形」、最終段階は、
前段階で立てた「仮説」を、ひたすら実施して検証していく、
ということなわけですね。

直面する問題を小さいユニットにして、
それに対して、より具体的な仮説を立てて、その仮説を実践して、
一個一個、どれが妥当でどれがイマイチか、ということの確認をくり返す。
この繰り返しをしていくと、
直面する問題への対策方法について、
修正も効くし、新しいことに対して目も向いていく、
すなわち「問題解決」への道が開けていく。

これが「問題解決の基本技法」である、と。

本当に、学校で習った「理科の実験」そのものですが、
そもそも学校で「理科の実験」の勉強をする、というのが、
実は「問題解決の基本技法」を学んでいた、
ということなのでしょうね。

これからは、問題に直面するたびに、
「理科の実験」だ、的な視点を持って取り組むと、
袋小路にはまって抜け出せなくなるという事態に陥らずにすみ、
建設的な対応をとれるようになるかもしれない、
そんなことを考えたりしました。

まとめ

person playing magic cube photo

【問題解決技法の雛形】(勝間和代YouTube学び)

  • 第1段階……問題を、具体的な「小さな」レベルにまで掘り下げる
    (問題のピースを小さくする)
    「海は沸かせないけれども、ビーカーの水は沸かせる」
    ➡「海を沸かそうとせずに、ビーカーを沸かす」

  • 第2段階……解決できるぐらいに問題のピースを小さくしたら、
    その小さくした問題に対して、より具体的な仮説を立てる。

  • 第3段階……立てた仮説をひたすら実施して検証していく。
    立てた仮説を実践して、一個一個、どれが妥当で、どれがイマイチか、
    ということの確認をくり返す。

  • この繰り返しをしていくと、直面する問題への対策方法について、修正も効くし、新しいことに対して目も向いていく。
    すなわち「問題解決」への道が開けていく。

以上、勝間和代プレゼンツ「問題解決技法の雛形」でした。

文字にすると仰々しいけれど、
たぶん、実際に「問題」に直面した時に、
本当に、この「雛形」を当てはめてやってみようと
「意識的に」取り組んでみた場合に、初めて、
この「問題解決技法」の意味が分かるのだろう、
という気がしました。

今回の学びを、ちょっと俗な言い方でまとめてみます。

さぁ、「問題」に直面した。

何が「問題」だ。
漠然としてるぞ。もっと掘り下げろ。

自分に取り扱えるレベルまで小さく腑分けして
「問題」を具体的な形のものとして明確化しろ。

「問題」を小さく具体的に明確化したら、
それを解決する方法の「仮説」を立てろ。

「仮説」を立てたら検証して、
ダメならまた違う「仮説」を立ててまた検証。
それをくり返せ。

そうすれば、問題は解決する。

こんな感じじゃないかな、と思ったりするのですが、どうでしょう?

これからの人生で活用してみたいと思います。
ぜひ、皆さまもご一緒に‼

以上、視て勉強になったYouTube文字起こし紹介記事を、
サクッとお届けしました。
(サクッとしてない? 確かに…
また、思った以上に長くなってしまった……汗
より良いやり方を、今後も模索したいと思っています…)

ではでは、今回はこのへんで。

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