「断る力」~勝間和代&クリスのYouTubeに学ぶ

「断る力」アイキャッチ画像 勝間和代

皆さん、こんにちは。
ふらふら彷徨う「さまよい人」です。
「さまよいブログ」へようこそ。

皆さんは、気が進まないことを頼まれた時に「断る」ことができますか?
私は、それがとても苦手です。

「○○お願いできますか?」とか頼まれた時、
いや~それちょっと厳しいなぁ、と思う時でも、
「ハァ、ちょっと検討してみます…」とか言って言葉を濁してその場をしのぐ。
そんでもって、ホントはやりたくないのに、
これ断ったら気まずいしなぁ…などの消極的な理由で渋々引き受けて、
で、実際にやる段階になって、
「こんなこと引き受けなきゃよかった…」とブツブツ不満をこぼしながら過ごす。

あるいは、ホントはやりたくないから
「あの件ですけど、ちょっと他の予定でふさがってまして…」
等と適当な言い訳を取り繕ってごまかして逃げた場合においても、
何となく後ろめたさを感じて、自己嫌悪に陥る。

そんな感じで、私は「断る」ということが非常に不得意で、
また、それをストレスに感じるタイプの人間です。

親の言うことは素直に「ハイ」と受けなさい。
それが「親の理」を頂く、何より尊い方法です。

これは、これまでのお道の中で普通に語られてきた教示でありましょう。
そのような教育を受けてきたお道の人々の中には、
きっと、私と似たようなタイプの人、たくさんおられるのではないでしょうか。

また急に、なんでそんなこと考え出したんだ、って?
それは、当ブログのネタを探すためYouTubeネットサーフィンする中、
たまたま、【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル
勝間和代の、「断る力」を身につけよう」という動画を視たからでした。

「断る力」が大切。
「断る力」を身につけよう。

という勝間和代氏の主張を聴いて、
❝ムムム…「断る力」かぁ… お道の中で「断る力」ってどう位置づけられるんだろう…❞
という疑問が湧いたのでした。

お道には、
言われたことに疑問をはさまず素直に受けることが尊い、
という暗黙の価値観があると思います。
(しっかりした教理的裏付けに基づいた意見ではありませんよ。一般的にそういう価値観あるよね~、というユルイ表面的解釈ですからね《笑》)

ホントは断りたいけど
「素直に受けることが尊い」という価値観(文化)からの強い要請に負けて、
不本意ながら渋々引き受ける。
それは、お道の人の「あるある」ではないか、
と思ったりもするのですが、
それは、ゆがんだ私の心が生み出す偏見? 

勝間和代の、「断る力」を身につけよう」という動画を視た後、
「断る力」で検索をかけてみました。
すると、けっこうたくさんの動画が上がってきます。
どうやら「断りたいけど断れない」というのは、
お道の人に限った話ではなくて、
歴史的・文化的な背景に基づく、日本人全体にとっての課題でもあるようです。

ということで、今回は、
「断る力」ということをテーマにして YouTubeで学びましたので、
それを【文字起こし】して、皆さまにシェアしたいと思います。

❝貼り付けた動画を視て下さい❞ で終わったらいいじゃないか、
と言われそうです。
が、「文字を通して」じっくり読むことで、さらに思案が深まる
という面もあるはずです。

「断る力」ということについて、
じっくりと皆さまにも考える機会を持って頂きたい、との思いから、
凝りもせず、今回も【YouTube文字起こし】記事をお届けします。

ぜひ、最後まで読んでいってください。

  1. 最初に紹介する、勝間和代氏の動画について
  2. 勝間和代氏による「断る力を身につけよう」というお話紹介
    1. 「勝間和代の、「断る力」を身につけよう」YouTube文字起こし
      1. 今回のテーマは『断る力』
      2. 断ることができない2つの理由
      3. 相手に悪いからという理由で引き受けるのは、自分を傷つけていることでもある
      4. 引き受けたくないことを断るための2つのポイント
      5. 「断る」時に心がけるのは「アサーティブネス」
      6. 断るのをデフォルトにするのがオススメ
      7. どうしても断れないケースは条件闘争を
      8. 勝間式「断る力」まとめ
  3. 「断る力」を支えるアサーティブネスについて
    1. 「断る力」を支えるアサーティブネス~勝間和代著『断る力』より
  4. 次に紹介する、クリス氏の動画について
  5. クリス氏「断る力を身につけて自分の人生を進め!」というお話紹介
    1. 「クリス氏の「断る力を身につけて自分の人生を進め!」YouTube文字起こし
      1. 「Yes! 」or「No! 」
      2. 「Yes」の裏側には 「No」が必ずある
      3. 自分に大切な道を選んでいったら 幸せになれるんだよ
      4.   自分はどの道を選んでいくのか ということがポイント
      5. 自分の人生の問題を 他人のせいにしてはいけない
      6. 「断る力」を育てて「断る」と 意外とうまくいく
      7. 信念を持って「No!」と言えた人が社会で成功している
      8. 「断る力」は鍛えることができる
      9. 「問題」というのは恋人のようなもの ずっと付いてくる
      10. 「断る力」が身に付くと 怖い人がいなくなる
  6. まとめ(ブログ主の学び)
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最初に紹介する、勝間和代氏の動画について

No refuse negative

まずは、今回の記事の発端となった、
勝間和代氏の【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネルの中の
勝間和代の、「断る力」を身につけよう」という動画を紹介します。

この動画は、2019年10月4日に公開された、少し古い動画です。
自分らしく生きていく上で不可欠な、
「断る力」について学ぶことができます。

それでは、「断る力」勝間和代氏YouTube講義。
一緒に【文字】で学んでいくことに致しましょう。

勝間和代氏による「断る力を身につけよう」というお話紹介

では、勝間和代氏による「勝間和代の、「断る力」を身につけよう」という講義を紹介します。

【動画公開日】: 2019年10月4日
【動画概要欄】: 「多くの人が、本当は断りたいんだけれども、やりたくもない他人の頼みを断れずに、自分の時間を使ってしまい、自分を犠牲にして、自己嫌悪に陥るという悪循環に陥ってしまっています。この悪循環を「断る力」で断ち切る方法をまとめました。ぜひ、これを見て、断る力を身に着けてください。」

勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル>「勝間和代の、「断る力」を身につけよう」より

「勝間和代の、「断る力」を身につけよう」YouTube文字起こし

今回のテーマは『断る力』

こんにちは。勝間和代です。
今回のテーマは、これです、これ。
(右手を前に突き出し、STOP! のポーズ)
覚えてますかね?
2009年に私が出した本、『断る力』です。

このような質問いただいてます。

「質問です。
大してやりたくもないことなのに❝やる❞と言って断れず、
他の大事なことを後回しにし、大したことのないものに首を突っ込んでしまいます。
そしてまた、そこでの振る舞いについて悩み始めます。
優柔不断な自分を変えるには、どうしたらいいですか?」

これですね、
まさしく、あの『断る力』のテーマだったんですよ。

2009年当時に出した後で、
ものすごい、おかげ様で、26万部位売れたんですね。
それだけやはり、私たちは、
断れない、ということについて、
悩んでいる人が多いと思います。

断ることができない2つの理由

じゃあ、もうちょっと考え直しましょう。
なぜ断れないか、ということなんですけど、
2つの理由があります。

1つは、自分が嫌われたくないから、ですね。
で、この理由は簡単に分かりやすいんですけど、
2つ目の理由の方が、もう少し大事なんですよ。

2つ目の理由は何かというと、
断ると相手を傷つけたり相手の気分を害したりして、相手に申し訳ないから、
という、この2つの理由なんです。

でも、よくよく考えてほしいんですけども、
まぁ、自分が嫌われるリスクをとりたくないっては分かるんですけども、
相手に悪いとか相手を傷つけたくないということに対して、
引き受けた場合に、
じゃあ、自分は傷ついたり、自分は不本意なことをやったり、
自分にとっては意味のない時間を使っていいのか、
ということを考えてほしいんですね。

相手に悪いからという理由で引き受けるのは、自分を傷つけていることでもある

すなわちそれは、自分を傷つけてることでもあるんですよ。
で、また、この質問にもありましたように自己嫌悪なんですね、
あぁ、引き受けたくないことを引き受けちゃった自分って、なんてダメなんだろう…
みたいな形で、自己憐憫が始まってしまいます。

だったらですね、
引き受けたくないことは、ハッキリと引き受けたくない、
と言えばいいわけです。

引き受けたくないことを断るための2つのポイント

ただですね、この、引き受けたくないということをどうやってはっきり言うか、
ということなんですけれども、
2つのポイントがありまして、
1つは、先ほどの2番目の裏返しになるんですけども、
自分を大事に思おう、と思わなきゃいけないんです。

これについて、
確かに、相手の気分を害する可能はあるだろうけれども、
自分を大事に思うと、
とてもじゃないけど、これを引き受けられない、
ということについては、
引き受けない方がいいんですよ。
で、嫌々やったとしてもですね、相手に悪いですから、
嫌々やるぐらいだったら、
あらかじめ「やらない」ということを決意すべきです。

で、2番目のポイントなんですけれども、
だからといって、いきなり断ると、相手だって困るじゃないですか。
なので、常に、代替案を出す、ということですね。

例えば、
相手が、これぐらい引き受けて下さいっていった部分について、
これ、全部引き受けるのは大変だけど、
この部分については、気持ちよく引き受けられる、ということがあったら、
それを引き受ければいいですし、
また、自分が役に立たないけれども、こういう方法で出来るんじゃないか、
というような事をですね、
問題解決の情報とかですね、手法をあっせんする、
ということも可能ですし、
で、しかも、大事なことはですね、
やりたくない時に、個別具体的にどうしてやりたくないのか、
というですね、
気持ちをちゃんと、正直に、相手に伝えるのが良いと思います。
で、そうしないと、相手も納得感がないですね。

向こうだって、
ひょっとしたら断られるかもしれない、と思って、
ダメ元で頼んでる可能性もあるから、
とにかく気軽に、コミュニケーションを取ったり、代替案を出す、
ということをお勧めしたいと思います。

さまよい人
さまよい人

以上、前半部分です。

勝間和代氏は、断ることができない2つの理由を2つ挙げてくれています。

  1. 自分が嫌われたくないから。
  2. 断ると相手を傷つけたり相手の気分を害したりして、相手に申し訳ないから。

そして、
2つめの「相手に悪いから」という理由で引き受けることに対して、
それは自分を傷つけていることでもあるんですよ、それでいいんですか?
という問題提起をして下さっているわけです。

信仰的に言えば、
一人ひとりの魂は、すべて神様からの「分け御霊(みたま)」。
他人を大切にするのはとても大切なことだけれども、
かと言って、それで自分の魂をおろそかにするのは「違う」。
他人も大切にしつつ、自分も大切にしなければ、
それぞれがお預かりしている神様の「分け御霊」に申し訳ない。
そんなふうに言えるかもしれません。

で、「断る」ために、

  1. 自分を大事に思おう
  2. 代替案を出そう

ということを提案してくれている、というわけです。

「断る」時に心がけるのは「アサーティブネス」

で、この時に役に立つのは何か、と言うと、
「アサーティブネス」(Assertiveness) というんですけれども、
アサーティブなコミュニケーションという考え方です。

過度にですね、こう、自分が守備に回っちゃって、
自分なんか自分なんか…と思って、
最後に爆発して、もぅあんた、こんなことやりたくなかったのに!
って攻撃に回るよりは、
常にですね、こう、自分がこうあってほしい、
ということについて、
守備的にも攻撃的にもならないコミュニケーション手法というのを
「アサーティブネス」っていうんですけども、
どういうことかと言いますと、4つあります。

自分も相手も大事にするコミュニケーション
として行わなければならない「4本柱」は何か、というと、
①「率直」②「対等」③「誠実」④「自己責任」
です。

というか、断る時にですね、
ちゃんと、嫌なものについて、嫌な理由をはっきり言って、
①「率直」に断る、ということです。

また、自分の卑下もせずに、
だからといって、上から見てね、
こんなのやってられるかぁ、みたいなことを言わずに、
②「対等」に、断るってことですね。

3番目というのは、
「誠実」に断る、ということです。
もう、本当に自分としては申し訳なく思ってるし、
ここまでだったら出来るんだけど、といった形で誠実さを表す、
ということ。

で、最後の4番目の「自己責任」っていうのは何かというと、
ここで断って、相手との関係性が悪くなっても、
それは自己責任として引き受ける、
ということです。

で、この4つを心がけてますと、
断れるようになると思うんですよ。

で、いきなり大きな断りはできないとしたら、
ちっちゃい断りから、徐々に徐々に積み上げていって、
少しずつ少しずつですね、
大きなことについても、勇気を持って断れるようになるとですね、
だんだんとですね、よくなってくると思います。

断るのをデフォルトにするのがオススメ

で、ですね、
よく、だいたい頼まれごとって、
皆さん、引き受けるのをデフォルトにしてるんですけれども、
私のおすすめは、断るのをデフォルトにすることです。

で、断るのをデフォルトにする中で、
どうしても、これだけは、自分の気持ちとして引き受けたい、
そして、そのことが自分も大事にするし、相手も大事にする、
ということがあった場合にのみ ですね、引き受ける、
ということをやると、随分、話が変わってくると思います。

どうしても断れないケースは条件闘争を

で、もし相手が上役で自分が下役だった場合にですね、
断れないケースってありますよね。
では、その場合には、条件を整理して、
これこれここまでは、こういう事情でやりますけど、ここから先はやりません、とか、
あるいは、この次元までやりますということで、
全面的に相手の言ってることを飲むんじゃなくて、
条件闘争だけでも、せめてしてほしいんですよ。

で、条件闘争することによって、
まぁ、ある程度、自分の条件を整えることができますし、
また、それで結果が出るか出ないかはわかりませんが、
自分にとってより結果が出しやすい状況というのを作ることができますので、
ぜひ、条件闘争はするようにしてください。

勝間式「断る力」まとめ

とにかくね、「断る力」というのは、
自分の実践を発揮することですし、
こぅリアクティブに物事に向かうんじゃなくって、
プロアクティブに自分から考える、ということになりますので、
基本は、デフォルトは、人の頼みというのは、断ることが前提です。

で、断る中で、
自分として、こういう条件が整えばやれる、ということを確認し、
人から嫌われるリスクもとるし、
また、相手を大事にするのと同じ以上に自分を大事にする、
ということにするとですね、
急に、どこについて断って、どこについて引き受けるか、
ということについて、クリアになると思います。

そして、心がけるのは「アサーティブネス」ですので、
①率直 ②対等 ③誠実 ④自己責任。
この4本の柱をしっかり持って「断る」、
ということをお勧めしたいと思います。

ぜひですね、
もぅ小さなことから断っていって、
だんだんだんだんですね、大きなことにも、
勇気をもって断れるようになってください。

その代わり、断らなくて自分が引き受けたものに関しては、
投げ出さずに、誠実性で、最後までやり通して、ベストを尽くす、
ということをやってほしいと思います。

集中と選択という言葉がありますけれども、
とにかく、自分が引き受けることについては集中し、
集中したことについては、一生懸命やる、
でも、逆に、一生懸命やれないようなものについては「断る」
ということを前提にしてほしいな、と思います。

ぜひぜひぜひ、この「断る力」。
自分の身にも、いろいろスキルとして身につけて欲しいと思いますし、
もしわからないことがあったら、
ぜひ、私1冊本を書いていますので、それも見てほしいな、と思います。

ではではでは、『断る力』を身につける方法でした。
『断る力』の勝間和代がお送りしました。

ではではでは。

【勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube】チャンネル、「勝間和代の、「断る力」を身につけよう」より)
さまよい人
さまよい人

以上、後半です。

  • 「断る」時には、「アサーティブネス」をこころがけよう。
  • 「断る」のをデフォルト(初期設定)にしてみよう。
  • どうしても断れないケースは、せめて条件闘争はするようにしよう。
  • 小さなことから断っていって、
    だんだんだんだん、大きなことにも勇気をもって断れるようになっていこう。
  • その代わり、断らずに自分が引き受けたものに関しては、
    投げ出さずに、誠実に最後までやり通し、ベストを尽くそう。
  • とにかく、自分が引き受けることについては集中し、引き受けた以上は一生懸命やる。
    しかし、一生懸命やれないようなことについては、「断る」ということを前提にしておこう。

勝間和代氏の主張をまとめると、こんな感じでしょうか。

「断る力」を支えるアサーティブネスについて

Yes No Opportunity

以上視てきた「勝間和代の、「断る力」を身につけよう」という動画の中で、
「断る」時には「アサーティブネス」を、という言葉が何回も出てきました。

実は、この動画視聴後、動画の中でも紹介されていた、
勝間和代著『断る力』(文藝春秋)という本を取り寄せて読んでみました。
(この本も、とても勉強になります。オススメです。)

その本の中に「アサーティブネス」についての記述がありましたので、それを、以下で紹介します。

「断る力」を支えるアサーティブネス~勝間和代著『断る力』より

■アサーティブ、すなわち、賢い自己主張が「断る力」を支える

とにかく、エスバーでない相手には、こちらの考え方を説明し、共有してもらう必要があります。
そして、その時にうまく説明をしないといけません。
そのような形で対等な自己主張を行うことを、「アサーティブ」あるいは「アサーティブネス」と言います。
ここで誤解がないようにいいますと、アサーティブは、単なる押しつけではありません。
自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現することを意味します。

したがって、アサーティブは下記の4つの考え方が柱になっています。

1.誠実(自分の気持ちに気づいて、ごまかさないこと)
2.率直(気持ちや要求を伝える時は、相手にきちんと伝わる形で行うこと)
3.対等(自分を卑下したり、相手を見下したりしないこと)
4.自己責任(自分の行動の結果をすべて、自分で引き受けること)

また、アサーティブを考えるときに、下記の12の権利を持つことを想定しています。

・私には、日常的な役割から自立した一人の人間として、自分のための優先順位を決める権利がある
・私には、賢くて能力のある対等な人間として、敬意を持って扱われる権利がある
・私には、自分の気持ちを言葉で表現する権利がある
・私には、「イエス」「ノー」を自分で決めて言う権利がある
・私には、間違う権利がある
・私には、「わかりません」という権利がある
・私には、欲しいものを欲しい、したいことをしたいという権利がある
・私には、人の悩みの種を自分の責任にしなくてもよい権利がある
・私には、周囲の人から認められることに頼ることなく、人と接する権利がある
・私には、アサーティブでない自分を選択する権利がある

(出所:特定非営利活動法人アサーティブジャパン)

こうやって要件を具体化していくと、アサーティブの真の意味がわかってくると思います。

アサーティブのポイントは、自分も、相手も、大事にすることなのです。
私はアサーティブを「気持ちのよい自己主張」と捉えています。
そして、あなたと相手の間で、短期的に利害が一致しない場合でも、
中・長期的な利害を一致させるには、相手に対して適切な意見を主張しなければならないことが数多くの場面であります。
それがすなわち、「NOと言う力」、すなわち、「断る力」なのです。
これを逆に言えば、中・長期に継続的な人間関係をつくるためにこそ、「断る力」を持ったほうがいいのです。

(勝間和代『断る力』(文藝春秋)P,39~41)
さまよい人
さまよい人

アサーティブネス = assertiveness (アサーティブ=assertive)
アサーション=assertion といったりもするみたいです

アサーティブネス」で検索してみると、ウィキペディアには以下のように書かれてありました。

アサーティブネスもしくはアサーション
(英:Assertiveness、assertion、訳:自己表現・意見表明)
は、自他を尊重した自己表現 もしくは自己主張のことである。

アサーティブネスは、行動療法にその起源を持ち、アサーション・トレーニングとの名称でトレーニングがおこなわれてきた。
また、アサーティブなコミュニケーションとは、自分と相手の人権 (アサーティブ権) を尊重した上で、自分の意見や気持ちを その場に適切な言い方で 表現することであるとされる。
一般にも コミュニケーションの重要な技法であると考えられ、自己啓発書やビジネス書などでもしばしば取り上げられている。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>「アサーティブネス」より)

以下のような記事もありました。

アサーティブ・コミュニケーションとは

アサーティブ(assertive)とは、「自己主張すること」という意味です。
ただし、ここでいう自己主張とは、自分の主張を一方的に述べることではなく、相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行うことを指します。
つまり、アサーティブ・コミュニケーションとは、お互いを尊重しながら意見を交わすコミュニケーションのことです。
アサーティブの代わりにアサーション(assertion)という言葉が用いられることがありますが、こちらも同様の意味です。

リクルートマネジメントソリューションズ人材育成・研修・マネジメント用語集アサーティブ・コミュニケーションとはより)

以上、ザっと読んだだけでも、
上手に「断る」ためには、
「アサーティブネス」は必須のスキルだというのがよくわかりますよね。
私のような、おとなし系・自己主張苦手タイプ人間には、
とりわけ必要なスキルだと言えそうです。
私も、今後、ぜひ機会を見つけて勉強していきたいと思います。

以上、勝間和代氏の「断る力」に関する動画と著作内容の一部を紹介しました。

今回の記事作成にあたっては、
「断る力」であれこれ検索していったわけですが、
その中には、他にも、
ぜひ皆さまにシェアしたいなぁと感じる動画がいくつかありました。

次項で紹介します。

次に紹介する、クリス氏の動画について

「断る力」について考える材料として頂きたいとの思いから、
ちょっと長くなりますが、
もう一つ「クリスの部屋」チャンネルの
「断る力」を身につけて自分の人生を進め!
という動画を紹介したいと思います。

YouTube「クリスの部屋」>「「断る力」を身につけて自分の人生を進め!」より

この動画も、2019年4月15日に公開された、やや古めの動画です。

前項で紹介した勝間和代氏動画の内容とかぶる部分も多くありますが、
独自の主張も多くあります。
さらに深く「断る力」というものについて思案する材料として、
この動画の【YouTube文字起こし】を活用して頂ければ幸いです。

それでは、「断る力」クリス氏YouTube講義編。
一緒に【文字】で学んでいくことに致しましょう。

クリス氏「断る力を身につけて自分の人生を進め!」というお話紹介

dove freedom peace

「クリス氏の「断る力を身につけて自分の人生を進め!」YouTube文字起こし

メンタルを強くするためには、
「Yes! 」っていう力、それと、「No! 」っていう「断る力」、
この両方を「クロスミックス」すると、メンタルがめっちゃくちゃ強くなる、
っていうことについてお話できれば、と思います。

「Yes! 」or「No! 」

やっぱりね、自分の人生で何をするのか。
で、どういう感じで生きていくのか、ね。

例えば、自分が学生で、仲間とかが、
なんか嫌なジャイアントみたいな、ドラえもんのジャイアンみたいなやつに、いじめられてる時、
あなたは、❝おい、それやめろ! ❞ っていう感じの勇気を持って、
「No! 」ってそういう人に言えますか?

それか、あなた、1回、定められた人生、預けられた人生、
この一度の一生で、夢は何をしたいんだ? 
子供の時は夢があったかもしれない。
けど、大人になって、それで、それをつかんで、
マジ、リアルにそれに挑戦していく覚悟、
それについて「Yes! 」って言えるか? 
そういうことなの。

「Yes」の裏側には 「No」が必ずある

で、この「Yes! 」っていう決断。
これを見つけて進んでいくぞっていう決断。
「Yes! 」っていうこと。 

これねぇ「Yes! 」ってね、
こっちから見るとね、上からみると「Yes! 」なんやけど、
下から見ると「No! 」なのよ。

どういうことかっていうと、
「Yes!  俺はこれを選ぶ」「私はこれで生きていく」とか。
まぁこれ、すっげぇ深いビジョン系な、超レベル高いんだけど、まぁ簡単なもんでもいいんだけどね、
これを選ぶ(=「Yes! 」) っていうことを決めた時、っていうことは、
あなたは、他のことに「No! 」って(言ってると) いうふうになるわけ。
(=あなたが「Yes」を決めたとき、その他は「No」になっている)

まぁ、超簡単に説明すると、
【Yes! が No! で  No!  が Yes! 】 っていうことは、
例えば、目の前に、道が、右の道と左の道があります。
あなたはどっちを選ぶ? っていって、私はじゃあ右の道を選ぶ、ってなったとしましょうよ。
その時には、あなたは左の道に「No! 」って言っているってことですよね。
こっちに「Yes! 」って言ったら、こっちに「No! 」って言ってることなんですよ。 
All Right? 

ここで深くなるんだけど、
自分のメンタルを強くしていくっていうことは、
「No! 」ってきっぱり断る(ことができるようになるということ)。
そうしないと、「Yes! 」っていうのが選べないんだよ。
(=「No! 」とキッパリ断らないと、「Yes! 」を選択することができない)

自分に大切な道を選んでいったら 幸せになれるんだよ

自分はこの道に行きたいんですって、この右の道行きたいんだけど、上司とかが、この道行ってくれ、親が、いやいやその仕事じゃなくてこの仕事をやりなさい、とか言って、いやいやいや、私の道はここにあるのよ、わかる? 
あなたは、あなたの道を、進んでいったら成功するんだよ。
あなたが、自分に大切な道を選んでいったら幸せになれるんだよ。ね。

で、なんで幸せになれないのっつって、自分がやりたくないことをやってんだよ。
で、他の人のせいにしたいんですよ、他のせいに。
自分がそれを選んでるわけでしょ? 
自分の問題は誰が作ってると思ってんの。

いやー、あぁいう上司がこの仕事をやれ、とか…
俺の場合だったら、親父のせいとかにしてたよなぁ…確かに。
俺の親父が、こういうふうな仕事をやれって言うから、これをやらないといけないっていう時期もよくあったし…。 
こういう、怖い怖い上司がいて、これやれって言ったから、その人(の頼み)断れないからって言って…。→それ、断れない俺のせいやん! 
いや、でも、それ断ったら仕事クビになって、で、仕事がなくなってしまうじゃん…。→じゃあ自立しろよ、みたいな話じゃない?
じゃ、別の方法を探せよ。それは俺の責任じゃない⁉(そうでしょ?) 
いやいや、そんなにうまくいきませんよって…。→ じゃあ、その問題は続くよな。 

…これが、メンタルを強くするっていうことだと思うのよ。

  自分はどの道を選んでいくのか ということがポイント

だから、ポイントは、自分は、どの道を選んでいくのか、っていうことなのよ。
で、その、自分、これは自分のビジョンっていうことね。 
(=YOUR VISION どの道を選んでいくのか?)

どの世界の、どの本読んでも、自分のゴールを明確にして、やりたいことに進んで行こうっちゅうのは、すごい、あることなのよ。
で、自分のビジョンが見つかったら、それに向かって進んでいくわけよ。 

で、そうすると、変なのがチャレンジしてくるわけよ。
あんた、本当に、こんな自分のビジョンやりたいの? みたいな感じで。
これやって、これやったらどう? って、いい話とかいっぱい出てくるわけよ。
怖い話も出てくるわけ。

そんな時「No! 」って言えないと、自分のビジョンにたどり着けないの。
そうなってるの。        

自分の人生の問題を 他人のせいにしてはいけない

なぜかというと、深いのがあって、
人生の問題、自分の人生、他の人のせいにしちゃいけないの。
なぜかというとね、あなたにはパワーがあって、クリエイターなんだよ。
すごい力があるんだよ。
それに自分で気付いていくの、ね。

必ず、力は、どこからか出てくるのよ。
必ず、あなたにも応援してくれる人は出てくるのよ。
それは、人間として実際に出てくるかもしれないし、なんかね、 Youtube 見てたら変なビデオが出てくるっていう時もあるかもしれないし(笑)、本屋さんに行くと本が出てくるかもしれないし、とか、ね。偶然のように、ね。
それは、この道を行くんだって決めて、進んでいくと、出てくるのね。
でも、そんな道、こんな山登りなんて無理だよって言って、それを決めている限り、
あなたはそれを現実にしちゃうわけよ。

だから、何について「Yes! 」って決めるのか。
何について「No! 」って決めるのか。
これを、まず決めていくっていうのが、すごい、大切なことなんですよ。

「断る力」を育てて「断る」と 意外とうまくいく

で、このね、「No! って言う」(という)のは、
「断る力」だと思うのね、日本語にすると。
「Saying No」(=断る力) 

で、一つの、ちょっとコツがあるのね。
「断る力」というのは、「No! って言う力」は、育てることができるの。
ここで気を付けないといけないんだけど、ポイントは、断ると、意外とうまくいくの。
最初は、いや、これ断っちゃ失敗するやろう、って思っているんやけど、断ると、意外と上手く行っちゃうのよ。

これは本当に、「断り」を練習している人だったら分かるの。
「断り」を練習していない人は、お前、そんなの断っちゃダメだよ、うまくいかないよ、とか言ってくるわけよ。
特に、学校の先生とか、親とか、よくあるパターンだよね。
恋人とかそういうのは、よくあるパターンだと思うのよ。
いや、あんたあんた、そんなのダメ、「No! 」って言っちゃだめよ、また失敗するよ、リスク取りすぎだよって。
お前、そんな、何言ってんだ、やりたいことを仕事にするなんて、そんな、そんなのダメだよ、しっかりやりなさいよ、とか。
「No! 」とか言ったらダメだよ、って言ってくる人もいるんだよ。

信念を持って「No!」と言えた人が社会で成功している

でも、意外と、社会で名誉を持っている人、意外と、社会で大成功している人って、
「No~!」って言ったのよ。

例えば、コロンブス。
コロンブスも「No! 」って言ったわけよ。
中国まで行けますぜって。
いやいや、そこに崖があって、みんな落ちちゃうんだよって(言われたけど)「No! 」って言ったわけよ。

エジソンが 電球作った時、一万回失敗したんだよ。
そんなの無理だよって、エジソンそんな電気バ~ッってやるとか無理だよ、って(言われたの)。
(それに対して)「No! 」って言ったわけよ。できるさ、って。

テスラが、AC/DCの、その電気の開発やっている時にも、できないよって言われたのよ。
エジソンもできないよってテスラに言ったんだよ。
(それに対して)テスラは、「No! 」って言ったんだよ。
できるぞ、って言ったんだよ。

イーロン・マスクとか世の中で大成功している人、パナソニックの松下幸之助さんとか、その他いろんな人が、「No! って言ったから」大成功したんだよ。

「断る力」は鍛えることができる

でね、これ、僕は思うんだけど、その「No! って言う」っていうのは、「断るスキル」っていうのは、鍛えることができる、と思うんですよ。

例えば、どういうことかっていうと、やっぱ、ちょっとね、ドラクエのゲームみたいな感じなんだけど、「断る」レベルで、100みたいなところと、「断る」レベルの1とかあると思うんだけども…

もぅ本当に、ホリエモンみたいな人はね、「断る」レベルの100=「マスター」 みたいなところだと思うんだけどね、もぅほんとに、「No~! 」って(強く叫ぶみたいに言える)。 
…ウォーレン・バフェットなんかもそうだよね。
めっちゃ断ってるよね。「No! No! No! 」っていうふうな感じで。

あなた(のレベル)はどこなのか、っていうことなんですよ。
もし、自分の「断る能力」が、レベル15だったら、レベル40の問題が出てきたら、あなたには、まだその「断る能力」がないから、クリアできないんですよ。

だから、何をしないといけないかっていうと、自分の人生の中で、断れることを見つけないといけないわけよ。
それ(=自分が断れること)は、もう、マスターしていることなのよ。

それで、できれば、断らないといけないこと、「断りたいリスト」みたいなものを作って、その中で(それを)3つに分けるのよ。「小・中・大」って。
で、どこからスタートすんの? っていったら、「小」(Lv.1)とか「中」(Lv.15)なのよ。

「小」(Lv.1)っていったら、どういうことかというと、例えば、なんか家に 変な営業が来たとか、変なセールスが来た、っていう時に「No! って言う」とか。
本当に それも難しかったら、コンビニに行って お箸付けますか? って言われたら「結構です」って言う、そこからかもしれないんだけど。
そういう自分にとって、「小」(Lv.1)っていうところを練習していくと、今度、「中」(Lv.15)っていうところができるようになってくるのね。

いきなり「大」(Lv.40)、例えば、会社の社長が、おい、これやってくれって言った時に No! とか言うと、マジ、正直言って、クビになるっていう確率も高いわけよ。
そうなると、クビになったらどうするっていう、そこのまた別の問題が出てくるから、そういう でっかいのは、マジ、覚悟が必要だから、そこまで行くメンタルっていうのは、(少しずつ)育てていくといいと思うんですよね。
なので、その「中」(Lv.15)とかが面白いのよ、「中」(Lv.15)とかが。

例えば、自分の友達から飲み会に誘われる とか、上司から飲み会に誘われる とか、そういう時に「No! 」って言う。
本当に疲れてるからイヤだったら「No! 」って言う。
どうやって「No! 」って言うの? どうやったらうまく「No! 」って言えるの?
そういうのを、自分で勉強して探していく、とか。

そういうことなんですよね。
All Right?

「問題」というのは恋人のようなもの ずっと付いてくる

やっぱねぇ、「問題」っていうのは、もぅ、本当に最高の恋人だよね。
自分が「問題」から逃げようとしても、「問題」はあなたから逃げてくれない。
ずーっと一緒についてくる。

で、その「問題」を掘っていくと、大きく大きく大きく なっていく。
その「問題」をクリアすることによって、一つレベル、自分がレベルアップするんだよね。

「断る力」が身に付くと 怖い人がいなくなる

「断る力」っていうのを身に付けることができると、怖い人が出てきたときに「No! 」って言えるの。
そうするとどうなる?
怖い人がなくなっていく。 

1回、怖い人に、「No! 」=結構です、って、キッパリ言えるようになると、怖い人が出てこなくなるわけ。
なぜっていうと、あなたは、その時に学ばないといけない「自分の問題」を解決したんだよ。
あなたは、あなたが行く道を進んでいったんだよ。
レベルアップしたんだね。
All Right?

I love you guys,and please let me know if you have any questions.
何か質問があったら、ぜひコメントで教えていただければ幸いです。

(提供: クリスの部屋 ) 

YouTube「クリスの部屋」>「「断る力」を身につけて自分の人生を進め!」より
さまよい人
さまよい人

ちょっと長い引用でしたね… 

長い引用で疲れましたか?
(もぅ、だいぶ離脱されちゃってるかな…《涙》)

動画を視聴して頂ければわかるのですが、
クリスという人の話は、とても勢いがあります。
文字起こしした後にも 話の勢いを少しでも残しておきたくて、
途中省略せず、すべて紹介しました。

この「クリスの部屋」チャンネルの
「断る力」を身につけて自分の人生を進め!」という動画の中で、
私が最も印象に残ったのは、
【「Yes」の裏側には 「No」が必ずある】
という主張でした。

確かに、何かに「Yes! 」と言うということは、
それ以外のものに「 No! 」と言うことでもあるわけです。

逆に言えば、
はっきりとした「 No! 」に支えられていない「Yes! 」というのは、
本当の意味での「Yes! 」とは言えない。
そんな言い方できるかもしれない。
…と、思ったりもしました。

私は、この動画を視て、
正しく「Yes! 」と言うためにも、きちんと「 No! 」と言えなければならない。
そのためにも「断る力」を育てることがとても大切だ、
と改めて感じました。

「断る力」は鍛えることができる、というクリスの主張。
私には新鮮でした。

断ってばかりいないで、何でも素直に「ハイ」と受けなさい。そうすることで成長できるから。
特にお道の人は、そのように指導されることが多いのではないでしょうか。

一般的に言われるところの
❝なんでもかんでも断ってばかりでは永遠に自分の殻を破ることは出来ない❞
という主張。
それにも、間違いなく一面の真理が含まれていると思います。

しかし、断ることができなくて、すなわち「断る力」が弱いがゆえに「引き受けてしまう」、
というのと、
しっかり「断る力」を身につけた人が、
断ることができるけれども、あえて断らずに「引き受ける」というのは、
同じ「ハイ」=Yes でも、明らかに「違う」。

親々や先輩先生方から言われたことを何でも素直に「ハイ」と受ける、ということについて。
それについて検討し始めると、
今回、ただでさえダラダラと長い記事になってしまっているのに、
この記事の中では収拾がつかなくなりそうです。
なので、今回の記事の中では、そこの部分までは踏み込みません。

ただ、どのような考え方の人であっても、
「断る力」を鍛えておくということは大切だ、
という主張については、
考え方が違う人々の間でも異論はないのではないでしょうか。

断ることができなくて言った「Yes! 」はホントの「Yes」じゃない。
ただ何かに怯えているだけだ。

しっかりとした「断る力」を身につけた上で発された「Yes! 」こそが、
ホントの「Yes! 」だ。
「 No! 」に支えられた「Yes! 」を言える者こそが、
本当の自分の人生を生きられる。

だから、そのためにも、
日頃から「断る力」の鍛錬 ということを意識しながら生活していくべき。

ただし、
ただ「断る力」を身につけただけでは、周囲との余計な摩擦を生むだけだから、
それの上手な活用法として「アサーティブネス」についても学習し、
それの修得に励むことが望ましい。

今回の記事をまとめるにあたって、私は、以上のような学びを得ました。

まとめ(ブログ主の学び)

clouds landscape beyond
  • 「断る力」を身につけよう。

  • 相手に悪いからという理由で引き受けるのは、自分を傷つけていることでもある。
    自分を傷つけ続けている限り、絶対に幸せにはなれない。

  • 「断る」時には、「アサーティブネス」を心がけよう。

  • アサーティブ・コミュニケーションの4本柱は、
     ①「率直」 ②「対等」 ③「誠実」 ④「自己責任」。
    その4本柱を心がけながら「断る」ようにしよう。

  • アサーティブ・コミュニケーションについて学び、訓練していこう。

  • 「Yes」の裏側には、 必ず「No」がある。

  • 自分に大切な道を選んでいくことで、幸せになれる。

  • 自分の人生の問題を、他人のせいにしてはいけない。
    信念を持って「No!」と言えた人が、社会で成功している。

  • 「断る力」を育てて「断る」と、意外とうまくいく。

  • しっかりとした「断る力」を身につけた上で「Yes! 」と引き受けることが大切。

  • 「 No! 」に支えられた「Yes! 」を言える者こそが、本当の自分の人生を生きられる。

  • 「断る力」は、鍛えることができる。
    日頃から「断る力」の鍛錬ということを意識しながら生活していこう。

以上、「勝間和代の、「断る力」を身につけよう」という動画に触発されて
「断る力」というものについて調べ、学んだことを披露させて頂きました。

私の記事はダラダラと長い文章になりがちですが、
その中でも、今回は特に長くなってしまいました。
最後まで読んでくださる方いるかなぁ…
(誰にも読まれない予感…)

ま、いいか。
今回の記事は、公開したものではあるけれど、
何よりも、「断る力」が弱い自分自身に向けた内容のようなところがあるし…
自分自身で何回も読み返して、「断る力」の鍛錬に励むことと致しましょう(笑)

他人を大切にしつつ、
神様からの「分け御霊(みたま)」をお預かりしている自分自身のことも大切にするために、
本当にイヤなことには「No! 」と言える「断る力」を身につけたい。

今回の記事が、
自己主張が苦手な人が「断る力」の修得と活用
ということについて考えるきっかけになれば幸いです。

最後に、特定非営利活動法人アサーティブジャパンがまとめている
「断る」ことの効用、それを紹介して終わりたいと思います。

【「No! 」と言うとき おぼえておいてほしいこと】

「No! 」とは…

  • 相手と自分に誠実でありたいからこそ、言うことば
  • あなたと私は違う。それがO.K.だから、伝えることば
  • 何ができて何ができないのかをわかってもらう理解のことば
  • 相手と長くよりよい関係を築く、かけ橋のことば
  • あなたを「燃えつき」から救う、魔法のことば
  • おかしいことにはおかしいと立ち上がる、勇気のことば

(出所:特定非営利活動法人アサーティブジャパン)

〔勝間和代『断る力』(文藝春秋)P,41~42より〕

ではでは、今回はこのへんで。

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