【くにさづちのみこと】「十全の御守護」学習No,3

くにさづちのみことみこと上田嘉太郎著 『基本教理を身につけよう』 書写 No,3 十全の御守護

Dear everyone,

こちらは、
ふらふら彷徨う「さまよい人」による
『さまよいブログ』
= 彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】です。

「元の理」動画文字起こしをきっかけに
お道の基本教理である「十全の御守護」を勉強をしようと思い立ち、
11月4日から「十全の御守護」学習シリーズを開始しました。

この自己学習シリーズでは、
上田嘉太郎先生の『基本教理を身につけよう』という本に書かれた
「十全のご守護」解説の書写を行っています。

上田嘉太郎著『基本教理を身につけよう』表紙

「十全の御守護」学習シリーズの教材は、
上田嘉太郎先生の『基本教理を身につけよう』という本です。

この本の奥付を見ると、
立教163年(2000年)天理教浪華分教会発行、非売品、
となっております。
入手経路は知りませんが、上級教会の本棚にもありましたし、
支部か何かを通して、多くの教会に配布(購入?)されたもののようです。

というわけで、
「十全の御守護」学習シリーズを始めたわけですが、
前回は、
「をもたりのみこと」御守護の解説部分を書写しました。

こちらも見てね!!

シリーズ3回目の今回は、
「くにさづちのみこと」
御守護の解説部分を 書写します。

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上田嘉太郎先生「十全のご守護」解説 No,3

「くにさづちのみこと」

turtle swimming underwater

くにさづちのみこと

人間身の内の 女一の道具、皮つなぎ。

世界では 金銭、縁談、万つなぎの守護の理。 

人間身の内の女一の道具

「人間身の内の 女一の道具」
これは 女性の生殖器官ということです。

女一の道具というのは、ちょっと素朴すぎると言いますか、
ある意味では あからさまな表現という感じも致しますが、
考えてみれば、
この女性の生殖器官というものが無ければ(これは男も同じですが)、子孫を残すことができないのですから、
これを 一の道具と教えて下さるのは 当然と言えば当然のことでありましょう。

どんなに力が強くても頭が良くても、これ無くして 子孫は残し得ない。
もちろん、それだけでは十分ではありませんが、
種の保存という観点からは 第一の条件と言えるでしょう。

従って 誠に素朴な表現ではありますけれども、
その大切さを はっきり教えて頂いていると思います。

特にその中でも 卵巣が大切だということであります。 

皮つなぎ

「皮つなぎ」、
これには 人間の皮膚、さらに 内部の皮膚とも言うべき 粘膜のようなものも含まれると思います。

くにとこたちのみこと の項で、
人間というものは 今も水中の住まいをしていると申しましたが、
その 水中の住まいを保証しているのは 皮膚であります。
皮膚によって覆われているからこそ、
人間は 今も 水中の住まいをすることができるのです。

もし これが破れますと、たちまち血が流れ出て、
それが 大量の出血ともなれば 命が危うくなるわけですから、
ちょっとした傷ならば 速やかに血が固まって、これをふさぎますし、
大きな傷ともなれば 縫ってでも 塞がなければなりません。

「皮つなぎ」には、そうした 外部から人体を保護する、
また、それぞれの内臓でいえば 内臓の独立性と申しますか、
これを確保している という働きがあります。

人体というのは、一つの皮袋のようなものだ という見方があります。

口からずっと食道を通って 内臓にわたって広がる粘膜、それを内側の皮膚、
体の表面を外側の皮膚とすると、
ちょうどその間、
皮袋の中に血液であるとか、内臓であるとかが入っているようなものだ というのです。

このように、「皮つなぎ」も 人体の非常に重要な働きの一つであります。

金銭、縁談

「金銭」、即ち、お金です。

今日、特に日本では、何でもお金、という風潮があるように感じるのですが、
この貨幣経済というものも 社会の発展と深く関わっています。

今日ほど、お金、貨幣というものが生活の隅々にまで行き渡るようになったのは、
比較的 最近のことだと思います。

貨幣の普及には、ある程度の範囲での 商品の流通が前提になります。
それ以前は 自給自足が基本だったでしょうし、
小規模な物々交換が主だったろう と思われます。

これは 非常に便利な物です。
何にでも変わる。
また、これを貯めることができます。

野菜なんかは、たくさん貯めたところで 腐らせてしまえば それまでです。

しかし、そういう便利な機能と共に、
また さまざまな問題が、このお金というものから 生じてきます。

何故、金銭を「つなぎ」の御守護のところに入れておられるのか と考えてみますと、
お金というものは 物と物とを交換する仲立ち、媒介をする。
それは 同時に、人と物をつなぐ、結びつけることであり、
結局は、人と人をつなぐ働きもしている。

そういう意味で、
これが「つなぎ」の御守護の理のところに入っている と思われます。

世間では、金の切れ目が縁の切れ目 というようなことを言ったりしますが、
これも お金のつなぎとしての役割の、
あまり上品とは言えない表現の一つです。

このように、お金は 非常に大きな役割を担っているとともに、
そこからまた、いろいろな悲喜劇が生じてもきます。

「縁談」、
これは 夫婦となるべき 男と女の出会い、男女のつなぎ であります。

夫婦というのは、いわば 人間の社会生活の 最も基本的な単位であります。

人間に限らず、動物でも 雌雄による生殖をしていますが、
人間の場合は、これが 社会生活の単位として制度にもなっています。

家庭の核ともなる 男女の出会いの意味は 極めて大きいものがある と申せましょう。 

万つなぎ

「万つなぎ」と教えて頂いておりますのは、
「金銭・縁談」をはじめとする 世の中のつながり、社会性、関係性全般を指す表現と言っていいでしょう。

物ごとは 何によらず 単独で成り立つものではありません。
組み合わせ、協同、補完 といった連携が欠かせません。

このつなぎは、
例えば 人間関係の上で言えば、
身近なところでは 夫婦、家族の和に始まり、
人々、世界の和、即ち、一れつ兄弟の和 へと続くものです。

くにさづちのみこと の御守護の理は、
さきほど申しましたように、
月よみのみこと の御守護の理と 対になっています。

月よみのみこと の御守護の理では 「万つっぱり」とお教え頂いています。
「つっぱり」というのは、
これは 続いてお話ししますように、いわば 縦の働きであります。

これに対して「つなぎ」というのは
主として、横の働き、水平方向の広がりに関わる働きです。
協同、連携と言った 横の働き、つながりの大切さを お教え下さっています。

これは、小さなところでは
夫婦のつなぎ、あるいは 家族、身内のきずな
また、隣近所、仲間同士のたすけ合い、連帯といった 心のつながり、和、

そして、結局のところ、
世界のつながりと申しますか、
世界の治まり、陽気ぐらしへと続くものではないか と思います。

元初まりのお話では、
つなぎの道具として「かめ」を お使いになっています。
そして、月よみのみこと の つっぱりの道具としては「しゃち」を 使っておられます。

「亀は万年」と言われておりますように 実際 長生きするそうですが、
また、太古から その形態をほとんど変えずに 今日まで 生きのびてきている種だそうです。

また、「泥中に尾をひく」という言葉がありますが、
亀は 水平の姿勢で、泥にまみれながら、ユックリと移動します。

そうした点から申しますと、
非常に忍耐強い、あるいは 変わらない、不易、
見方を替えれば、
鈍重であるとか、変わりばえしない、地味
といった性質を持っているわけであります。

元初まりのお話が出ています 古い書き物である「こふき本」の中には、
「亀というものは 踏ん張り強く、こけん」
と書いたものがあります。

これも 忍耐であるとか、変わらない という性質を表すものです。

父が この元初まりのお話を、
憩の家のお医者さんや看護婦さん、職員の人たちにしました時、
聞いていた方の一人が、
「手術の時、亀の腸を使って作った糸は、縫い合わせた後、抜糸をしなくてもよい」
という話をわざわざ手を上げて発言されたそうです。

なるほどなあ と感じます。
「つなぎ」の道具としてお使いになった「かめ」に実にふさわしい話であります。

また、亀は 体の外側に 丈夫な甲羅を持っています。
それによって 守られてきた。

しかし、これは 外側から身を守るのには良いけれども、
動くには 非常に不自由なものです。

それが 亀が 大昔から形を変えずに生きのびた という反面、
進化もしなかった という裏返しの理由なのです。

変わらずに ずっと来たけれども、
しかし、逆に進歩しなかった ということであります。

これに対して、
人間をはじめとする脊椎動物では 身体の中に骨があります。
内骨格と言うそうですが、
中に骨があることで 活発な動きが可能になっている。

くにさづちのみこと と対をなす
月よみのみこと の「骨つっぱり」の道具としては、
「しゃち」、
これは 今の いわゆる しゃち と同じかどうか分かりませんけれども、
哺乳類か、あるいは 魚類のようなもの、
内骨格を持ったものを お使いになった。

そして、亀 という、
脊椎動物ではありますが、
いわば一種の 外骨格的な体表を持ったものを「つなぎ」の道具として使われたという
この対照の見事さに 驚かされるのであります。

内骨格を持ったことによって 動きが活発になり、
いろいろな発展、進歩の可能性が出てきた。

ですから 言いかえますと、
「かめ」の「つなぎ」は「変わらない」「忍耐」といった性格を象徴するのに対し、
「しゃち」の「つっぱり」の方からは「進歩」「発展」という性格も 出てくるのであります。

また、対になっている ということは、
相補的、補い合う ということでもあります。

これは どちらが良い、どちらが悪い というものではなくて、
両方とも無くてはならない。
お互いに調和のとれた、相補うべきものとして、
くにさづちのみこと月よみのみこと の御守護の理を お教え下さっているのです。

このお二方も、
かぐらづとめでは、向かい合って
南東と北西に立って おつとめになっています。

そうしたことから、
心の「つなぎ」に関しては、
「変わらない」、あるいは「忍耐」「低い姿勢」といったことも
一つの思案であろうか と思います。

くにさづちのみことの裏守護

二代真柱様の「こふきの研究」には 幾つかの「こふき本」が収録されているのですが、
その中で、親神様の御守護の理について述べた後で、
「仏法では……」という具合に、
これは 裏守護と申したりしていますが、
他宗の神仏や宗祖などを配した話が 出て参ります。

この くにさづちのみこと のところには、
達磨だるま であるとか、弁天べんてん とかといった名前が出ています。

天理教では、他の宗教を排斥するということはありません。
すべてはその時々、その所に応じて、
親神様が修理肥のためにあらわされた教えです。

ですから、それら さまざまの教え、その時々の教えも、
みな 親神様の御守護の何がしかを反映している と言えるのであります。

達磨は ご承知のように、禅宗を開いた人でありますが、
壁に向かって八年座っていた と言われている。
まさに これは 忍耐の象徴だ という気が致します。

また、弁天さん、これは 商売の神様です。
「金銭、縁談万つなぎ」と言われる中の、
特に「金銭のつなぎ」に関わっている と思われるのであります。

身上・事情に際しての 思案の手掛かり

また、身上、事情に見せられた時の 思案の手掛かり
という点から申しますと、

女性器官や、皮膚に お手入れを頂いた場合、
あるいは 金銭、縁談にまつわる事情、
また、つなぎ一般に事情を見せられた というような場合には、
この くにさづちのみこと の御守護に照らして思案させてもらうことができると思います。

これまで述べてきたことが、
その手掛かりになろうか と思います。

その基本は、「つなぎ」ということだと思いますが、
まず、
何か「つなぎ」という点で反省しなければならないことや、心しなければならないことは無いだろうか、
というような思案をさせて貰うのがよいのではないか
と思います。

また
金銭について、いろいろな不義理をしてこなかったか、
あるいは
縁談の上で 何か人を苦しめるようなことは無かったか、
また一つには、
色情の間違い ということについての思案
もあり得ましょう。

あるいは、
そうした点によくよく心すべきことをお知らせ頂いている、
という受け止め方もあろうか と思います。

金銭と言えば、
私も 何度かサラ金事情の相談にのったことがあります。

分不相応に見栄を張る、目先のことしか頭にない
といった共通項とともに、
周りの人達との 心のつなぎが欠けている
ということを 強く感じます。

例えば、息子が サラ金から借金をした。
ところが、隠れてするものだから 親は知らない。
あるいは 旦那が借金した。奥さんは知らない。
その逆もあります。

どうにもならなくなって 表沙汰になり 大騒動する。
これはもう、全く つなぎの切れている姿だと思います。

こうした事態も
心のつなぎ、
――それは言葉を交わすことに始まると思うのですが――
心を打ち解けて、腹を割って話すということがありさえすれば、
夜逃げでもしようか、夫婦別れしようか というようなことになる前に、
何らかの手を打てただろう と思うのであります。

近頃 あらためて、
金銭の事情の背景には
心のつなぎの切れている姿がある
とつくづく感じます。

こうした事情に際しては、
ただ 表面上の治まりを求めるだけでなく、
心のつなぎの回復を心掛ける
ことがなければなりません。

(上田嘉太郎『基本教理を身につけよう』P,41~51)

「くにさづちのみこと」上田先生解説の自己覚書き

connected family together

「くにさづちのみこと」

  • 人間身の内の 女一の道具、皮つなぎ。
  • 世界では 金銭、縁談、万つなぎの守護の理。
  • 【人間身の内の女一の道具】
    女性の生殖器官というものが無ければ子孫を残すことができないのだから、
    これを 一の道具 と教えて下さるのは 当然と言えば当然のこと。

    種の保存という観点からは 第一の条件と言える。

  • 【皮つなぎ
    人間は今も水中の住まいをしていると言っても差し支えないくにとこたちのみこと参照)が、
    その 水中の住まいを保証しているのは 皮膚。
    皮膚によって覆われているからこそ、
    人間は今も水中の住まいをすることができる。

    「皮つなぎ」には、
    外部から人体を保護する、
    また、内臓でいえば内臓の独立性を確保しているという働きがある。

    人体というのは一つの皮袋のようなもので、
    その皮袋の中に血液であるとか内臓であるとかが入っている。

    それを支えるのが「皮つなぎ」であり、
    人体の非常に重要な働きの一つである。

  • 【金銭、縁談】
    お金というものは、
    物と物とを交換する 仲立ち、媒介をする。
    それは、同時に、
    人と物をつなぐ、結びつけることでもある。

    そういう意味で、
    これが「つなぎ」の御守護の理のところに入っているのだと思われる。

    「縁談」、
    これは 夫婦となるべき 男と女の出会い、男女のつなぎ。

    夫婦というのは、人間の社会生活の 最も基本的な単位。
    家庭の核ともなる 男女の出会いの意味は、極めて大きいものがある。 

  • 【万つなぎ】
    「万つなぎ」と教えて頂いているのは、
    「金銭・縁談」をはじめとする
    世の中のつながり、社会性、関係性全般を指す表現のこと。

    つなぎは、
    身近なところでは 夫婦、家族の和に始まり、
    人々、世界の和、即ち、一れつ兄弟の和へと続くもの。

    くにさづちのみこと の御守護の理は、
    月よみのみこと の御守護の理と対になっている。

    月よみのみこと の御守護の理は「万つっぱり」。
    「つっぱり」というのは 縦の働き。

    これに対して「つなぎ」というのは
    横の働き、水平方向の広がりに関わる働き。
    「協同、連携」と言った 横の働き、つながりの大切さ
    をお教え下さっている。

    これは、小さなところでは
    夫婦のつなぎ、あるいは家族、身内のきずな、隣近所、仲間同士のたすけ合い、連帯
    といった 心のつながり、和、であり、
    そこから発展して、
    世界のつながり、世界の治まり、陽気ぐらし
    へと続くもの。

  •  【亀 】
    元初まりのお話
    くにさづちのみこと …つなぎの道具➡「かめ」
    月よみのみこと …つっぱりの道具➡「しゃち」

    「亀は万年」と言われているように
    亀は、
    太古からその形態をほとんど変えずに今日まで生きのびてきている種。
    また、水平の姿勢でユックリと移動する。

    非常に忍耐強い、あるいは変わらない、不易
    (見方を替えれば)
    鈍重である、変わりばえしない、地味、
    といった性質。

    「亀」……体の外側に丈夫な甲羅を持っており、それによって守られてきた。
    これは 外側から身を守るのには良いけれども、
    動くには 非常に不自由なもの。
    (→ 亀が大昔から形を変えずに生きのびたという反面 進化もしなかったという 裏返しの理由)

    変わらずにずっと来たけれども、しかし、逆に進歩しなかったということ。

    これに対して、
    くにさづちのみこと と対をなす
    月よみのみこと の「骨つっぱり」の道具は「しゃち」。

    「しゃち」は、内骨格を持ったことによって 動きが活発になり、
    いろいろな発展、進歩の可能性を持つ。

    すなわち、
    「かめ」の「つなぎ」➡「変わらない」「忍耐」
    「しゃち」の「つっぱり」➡「進歩」「発展」

    対になっているということは、
    相補的、補い合うということ。
    これは、
    どちらが良い、どちらが悪いというものではなくて、
    両方とも無くてはならないもの
    ということ。

    お互いに 調和のとれあい 相補うべきものとして、
    くにさづちのみこと月よみのみこと
    の御守護の理を お教え下さっている。

    このお二方は、
    かぐらづとめでは 向かい合って
    南東と北西 に立っておつとめになっている。

  • 【くにさづちのみことの裏守護】
    二代真柱様「こふきの研究」によれば、
    くにさづちのみこと のところには、
    達磨だるまであるとか、弁天べんてんとかといった名前が出ている。

    達磨は、禅宗を開いた人であり、
    壁に向かって八年座っていたと言われている。
    ➡忍耐の象徴。

    弁天さんは 商売の神様。
    「金銭、縁談万つなぎ」と言われる中の、
    特に「金銭のつなぎ」に関わっている。

  • 【身上・事情に際しての思案の手掛かり】
    女性器官や、皮膚にお手入れを頂いた場合、
    あるいは、金銭、縁談にまつわる事情、
    また、つなぎ一般に事情を見せられたというような場合には、
    くにさづちのみこと の御守護に照らして
    思案させてもらうことができる。

    その基本は「つなぎ」ということ。
    まず、
    何か「つなぎ」という点で、反省しなければならないことや 心しなければならないことは無いだろうか、
    というような思案をさせて貰うのがよい。

    金銭について いろいろな不理をしてこなかったか、
    あるいは
    縁談の上で 何か人を苦しめるようなことは無かったか、
    また一つには、
    色情の間違い ということについての思案
    もあり得る。

    そうした点に よくよく心すべきことをお知らせ頂いている、
    という受け止め方もある。

    金銭問題を抱えている方の特徴として、
    分不相応に見栄を張る、目先のことしか頭にない
    といった共通項とともに、
    周りの人達との心のつなぎが欠けていることが多い、
    という点が挙げられる。

    こうした問題も、
    心のつなぎ、
    ――それは言葉を交わすことに始まると思われるが――
    心を打ち解けて、腹を割って話す ということがありさえすれば、
    取り返しのつかない状態に至る前に 何らかの手を打てたのではないか、
    と思われるケースが多い。

    金銭の事情の背景には、
    心のつなぎの切れている姿がある。

    こうした事情に際しては、
    ただ 表面上の治まりを求めるだけでなく、
    心のつなぎの回復を心掛けることがなければならない。

おわりに

river stream curved

当記事 前節の、
『「くにさづちのみこと」上田先生解説の自己覚書き』欄では、
内容を 自分なりに短くまとめようと試みたのですが、
これは省けない、この表現は残しておこう…
とやっていると、なかなか短くなりませんでした… (-_-;)

いつもダラダラ長くなるのが、私の特徴ですね… (~_~メ)

分かっているのですが、
能力不足で、どうも うまく短く出来ません(汗)

まぁ、ここは私の「自己満足ブログ」ですから
良しとさせて下さい…(笑)
(と開き直る… (^^ゞ

人生、死ぬまで勉強。
今後も、勉強し続けていきたいと思います。

ではでは、今回はこのへんで。

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