Dear everyone,
こちらは、
ふらふら彷徨う「さまよい人」による
『さまよいブログ』
= 彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】です。
「元の理」を勉強しようとの思いから始めた、
shin・秋治氏の「元の理探訪記」動画【文字起こし】学習シリーズ。
前回より「元の理探訪記」動画シリーズ「第2話」の【文字起こし】学習に入っております。
「元の理探訪記 第1話」【文字起こし】は、計5回でした。
で、「元の理探訪記 第2話」【文字起こし】が、今回で2回目。
すなわち、shin・秋治氏の「元の理探訪記」動画【文字起こし】学習、
全体としては、今回で7回目になります。
このたびの学習教材であるところの、
shin・秋治氏「元の理探訪記」動画は、
『天理教教典』第三章「元の理」を【1文ずつ】掘り下げつつも話は連続。
が、このブログ記事では、その動画内容を一文解説ごとに区切り、
【「元の理」1文の解説で1つの記事】
に細切れ「文字起こし」しています。
ただ、今回勉強する、『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章はとても長い。
なので、1文の解説の【文字起こし】を、数回の記事に分けます。
今回は、「元の理」5番目文章解説文字起こしの2回目になります。
(「元の理探訪記」動画【第2話】の
『天理教教典』第三章「元の理」5番目文章 解説【文字起こし】の
第2回目 ということです。)
『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章は以下の通り。
「続いて、乾の方からしやちを、巽の方からかめを呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々をうをとみとに仕込み、男、女の雛型と定められた。」
では、いってみましょう。
【文字起こし】する対象の 元動画
今回【文字起こし】するYouTube動画は、
shin・秋治氏の「天理教を科学する」というチャンネルの中の、
「元の理探訪記 第2話 秋治、はかせ、ふくちゃんの3人が「元の理」を深堀します。「元の理」の1行、1文に込められた神様からのメッセージを解説します。 天理教を科学する【秋治×はかせ×ふくちゃん】」
という動画の一部です。
shin・秋治氏「元の理探訪記」の【第2話】になります。
「第2話」の動画から、
「第1話」出演の「秋治」さん「ふくちゃん」さんに加えて、
「はかせ」さんがディスカッションに参加しておられます。
動画公開日: 2022年8月3日
動画概要欄:
元の理探訪記・第2話 「元の理」を深堀します
生命(いのち)の進化令和版の作者秋治とおなじみのはかせとふくちゃんが、はかせ君を中心に、秋治は科学で、ふくちゃんは歴史で、元の理を深堀します。力のこもった三人の配信をご視聴ください!
【秋治×はかせ×ふくちゃん】天理教を科学する
『生命(いのち)の進化 令和編』
著者は言う。「元の理」は「真実の話」である。決して、荒唐無稽の「おとぎ話」の類いではない。
最初の産みおろしの後、三度の出直しと生れ更わりをしたが、生命が「大進化」を果たした三度とも、海は巨大な「どろ海」になっていた。
(推薦文より抜粋 冨松幹禎)
有性生殖は、雄と雌から五分五分(半々)の遺伝子を受け継ぎ、
五分から生れ、五分、五分と、倍、倍に細胞分裂で成長する。
すべてが五分から始まる。最初に産みおろされたものも五分、人間も五分からだ。
そして哺乳類の受精卵は、人間も猿もクジラも象も0.1ミリ前後でほぼ同じ大きさなのだ。
生命あふれる地球は、誰かが手を貸さないと絶対に生まれない。
天の川銀河も太陽も月も人間も生まれない。
宇宙誕生からのビックヒストリーで知る「元の理」が、私たち人間が偶然に生まれたのではない事実を教えてくれる
『生命(いのち)の進化 令和版 科学の進歩で見えてきた「元の理」』
350頁 定価1100円(税込)
ご購入希望の方は、こちらのフォームからお申し込みください:http://shinnet.work/
立ち読みはこちらへ:https://note.com/shinnet/n/n9d733fa1388a
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【秋治プロフィール】
サイエンスライター、漫画脚本家、事業家
120年祭記念アニメーション「教祖のはなし」原作、プロデューサ兼監督
天理教を科学する・陽気チャンネル、コンテンツプロデューサー
銀河鉄道999・ブラックジャック・ガンダムシリーズ・カレーファイブ等多数、アニメ・コンテンツプロデューサー
本の通販はこちら http://shinnet.work
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【はかせ】
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【ふくちゃん】
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この動画を新しいタブで視聴したい方はこちらからどうぞ↓
https://www.youtube.com/watch?v=OLtDESZoppc
『天理教教典』第三章「元の理」全文
教材動画の構成が
『天理教教典』第三章「元の理」を 一文ずつ掘り下げる内容
となっておりますので、
前回まで同様、
まず最初に『天理教教典』第三章「元の理」全文を 掲げておきます。
この世の元初りは、どろ海であつた。月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。
そこで、どろ海中を見澄まされると、沢山のどぢよの中に、うをとみとが混つている。夫婦の雛型にしようと、先ずこれを引き寄せ、その一すじ心なるを見澄みすました上、最初に産みおろす子数の年限が経ったなら、宿し込みのいんねんある元のやしきに連れ帰り、神として拝をさせようと約束し、承知をさせて貰い受けられた。
続いて、乾の方からしやちを、巽の方からかめを呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々をうをとみとに仕込み、男、女の雛型と定められた。いざなぎのみこと いざなみのみこと とは、この男雛型・種、女雛型・苗代の理に授けられた神名であり、月よみのみこと くにさづちのみこと とは、夫々、この道具の理に授けられた神名である。
更に、東の方からうなぎを、坤の方からかれいを、西の方からくろぐつなを、艮の方からふぐを、次々と引き寄せ、これにも又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試された。そして夫々、飲み食い出入り、息吹き分け、引き出し、切る道具と定め、その理に、くもよみのみこと かしこねのみこと をふとのべのみこと たいしよく天のみこと との神名を授けられた。
かくて、雛型と道具が定り、いよいよここに、人間を創造されることとなつた。そこで先ず、親神は、どろ海中のどぢよを皆食べて、その心根を味い、これを人間のたねとされた。そして、月様は、いざなぎのみこと の体内に、日様は、いざなみのみこと の体内に入り込んで、人間創造の守護を教え、三日三夜の間に、九億九万九千九百九十九人の子数を、いざなみのみこと の胎内に宿し込まれた。それから、いざなみのみこと は、その場所に三年三月留り、やがて、七十五日かかつて、子数のすべてを産みおろされた。
最初に産みおろされたものは、一様に五分であつたが、五分五分と成人して、九十九年経つて三寸になつた時、皆出直してしまい、父親なる いざなぎのみこと も、身を隠された。しかし、一度教えられた守護により、いざなみのみこと は、更に元の子数を宿し込み、十月経つて、これを産みおろされたが、このものも、五分から生れ、九十九年経つて三寸五分まで成人して、皆出直した。そこで又、三度目の宿し込みをなされたが、このものも、五分から生れ、九十九年経つて四寸まで成人した。その時、母親なる いざなみのみこと は、「これまでに成人すれば、いずれ五尺の人間になるであろう」と仰せられ、につこり笑うて身を隠された。そして、子等も、その後を慕うて残らず出直してしもうた。
その後、人間は、虫、鳥、畜類などと、八千八度の生れ更りを経て、又もや皆出直し、最後に、めざるが一匹だけ残つた。この胎に、男五人女五人の十人ずつの人間が宿り、五分から生れ、五分五分と成人して八寸になつた時、親神の守護によつて、どろ海の中に高低が出来かけ、一尺八寸に成人した時、海山も天地も日月も、漸く区別出来るように、かたまりかけてきた。そして、人間は、一尺八寸から三尺になるまでは、一胎に男一人女一人の二人ずつ生れ、三尺に成人した時、ものを言い始め、一胎に一人ずつ生れるようになつた。次いで、五尺になつた時、海山も天地も世界も皆出来て、人間は陸上の生活をするようになつた。
この間、九億九万年は水中の住居、六千年は智慧の仕込み、三千九百九十九年は文字の仕込みと仰せられる。
(『天理教教典』第三章 元の理 P,25~29)
それでは、次節から【文字起こし】の記載に移ります。
shin・秋治Ch「元の理探訪記 第2話」No,2【文字起こし】
『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章を掘り下げる(2回目)
『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章
今回動画【文字起こし】の対象となっている、
『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章を、
まず最初に掲げておきます。
「続いて、乾の方から しゃち を、
巽の方から かめ を呼び寄せ、
これ又、承知をさせて貰い受け、
食べて その心味を試し、
その性を 見定めて、
これ等を 男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、
又、女一の道具、及び、皮つなぎ の道具とし、
夫々を うを と み とに仕込み、
男、女の雛形 と定められた。」
「かめ」について
はかせ:では、どうですかね。
続いて、「かめ」ということについても、
ちょっと、同様に、お話を聞かせて頂いてもよろしいでしょうか。ふく:そうですね。ハイ。
まぁ、「かめ」の方ですね。
これも「十六年本」、いわゆる『神のこふき 十六年本』から 読まして頂きます。ふく:「また、たつみ の ほふうに かめが いる。
これ もらいうけ、たべて こころ あじわい、すがたを みるに、
このものわ かわ つよく、たおれぬもの で あるゆえに、
女の 一のとふく に しこんで、人げんの かわつなぎの しゆごふ とす。」
と、いうふうな1文がありますね。はかせ:ウ~ン。
「かめ」=皮強く、倒れぬもの
ふく:ここでの ポイントはですね、
「かわつよく、たおれぬもの」(=皮強く、倒れぬもの)
っていうのが、すごくポイントかなぁ、と 思うんですよね。はかせ:ウ~ン。
ふく:(でも)『天理教教典』の第三章などに 収められとるものはですね、
例えば「しゃち」にしても「かめ」にしてもですね、
何か、そのものの特性 みたいな部分は 省いておられるんですね…はかせ:そうですね。
ふく:でも、元の そういう…
元々っていうかね…これが原文になってるかどうか っていう議論は、またちょっと、別の議論があるんですけれども…
いろんな説明文というか(そういうものの中には)、
こういうもの である故に こういうふうな守護とした、
っていうような 1文があるんですよね。はかせ:ウ~ン。
ふく:(それは)すごく 納得する部分もあるんで、次の…
また、いろんな動物が 出てきますけどもね、
その時も、こういう事 いろいろ言わして頂きたいな って思いますけどね。はかせ:あぁ、なるほど。
ありがとうございます。
「かめ」は、なぜ「皮つなぎ」なのか
秋治:(それにしても、)「かめ」は、なんで「皮つなぎ」なんだろうな?
って(思うんですよ)…
「皮つなぎ」ってどういうことなんだろうな?
って、僕は、よく 悩むんだけれども…はかせ:そうですねぇ…
秋治:「皮」は イメージつくんだよね、皮膚とか…。
(では、)「つなぎ」って 何なんだろう?
っていうのが、ものすごく 不思議っていうか…
何の言葉 から 来てるんだろうなぁ…
と いうことですよねぇ。はかせ:ウ~ン…そうですよね。
ふく:まぁ…ねぇ、一枚(の)皮でね、我々 人間は つながっておる、という事ですかねぇ…。
また、切れても すぐ修復するような…自然治癒の力であったりとか…って いうことかな、
と 僕は思うんですけどもね…はかせ:亀は あれですけど…、爬虫類の一種にはね、
非常に 再生力が強くて、切れても そのまま 生えてくる種類(のもの)も 居るには居ますもんね。
そうしたことも、少し 関係したりしてるんですかね…秋治:だけど、なんで「皮つなぎ」なのか?っていうのが、
もう一つ、僕は、ずっと しっくり来なくて 今日まで来てる
っていうのがね…(ある)。秋治:さっきの「しゃち」とかって、すごく 分かりやすいんですよ。
「男一の道具」に合わせる っていうのは、すごく分かる。はかせ:ウンウンウン。
秋治:でも「かめ」は…
例えば「女一の道具」に合わせるのが 分かったとしても…
例えば、「しゃち」は、骨つっぱりで、骨 というイメージがある…
その「しゃちほこばる」が 骨 になってきてるんだろう と思うんだけど…
あと、体の中心にある というイメージだと 思うんだけど…
(でも、)どうも「かめ」と「つなぎ」がくっつかなくって…はかせ:あぁ、そうですか…
秋治:イメージが つかなくて…。
いやぁ、そこが ずっと…。
たぶん、すべての(『元の理』で説かれている機能の)中で、
「皮つなぎ」の「つなぎ」だけが 意味が(よく)分かんなくて…はかせ:ウ~ン、なるほど…。
現代人には理解しきれずとも、それが当時の人々に合わせた比喩であることは確か
【ここで 動画で流されたテロップより】
「亀 から 皮膚 というイメージは、現代人には つながりにくい。
皮膚から つなぎ という言葉につながるのは、
現代人には理解が難しいかもしれない。しかし、
当時の 皮膚の意味の捉え方、流行、リテラシーに合わせた意味であるというのは、
間違いないことであろう。教祖が、当時、
“くにさづちの命” の働きに『皮膚・皮』と おっしゃったことは 事実である。」はかせ:ありがとうございます。
(shin・秋治>「元の理探訪記 第2話」より)
今回の文字起こしは、
『天理教教典』第三章「元の理」の5文目について掘り下げるお話の中の、
「かめ」についての解説部分でした。
以上、
「元の理」勉強PART7
「元の理探訪記 第2話」No,2の【文字起こし】でした。
まとめ
【『天理教教典』第三章「元の理」の5文目 の 掘り下げ】(No,2)
「続いて、乾の方から しゃち を、
巽の方から かめ を呼び寄せ、
これ又、承知をさせて貰い受け、
食べてその心味を試し、
その性を見定めて、
これ等を 男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、
又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、
夫々を うを と み とに仕込み、
男、女の雛形と定められた。」
【「かめ」の考察】
- 「元の理」の教理において、「かめ」は、
巽(たつみ)の方角から呼び寄せられて、
女一の道具、及び、皮つなぎの道具として「み」に仕込まれ、
「女の雛形」と定められた、とされる。
- 「女の雛形」として「み」に仕込まれた「かめ」について、
『天理教教典』第三章「元の理」の中ではその特性に触れられていないが、
『神のこふき 十六年本』等「こふき話」の中には、
「かめ」の特性についての記述がある。
- 『神のこふき 十六年本』には、
「すがたを みるに、このものわ かわ つよく、
たおれぬもの で あるゆえに、
女の 一のとふく に しこんで、
人げんの かわつなぎの しゆごふ とす。」
とある。
すなわち、「かめ(亀)」は
「かわつよく、たおれぬもの(=皮強く、倒れぬもの)」
で ある故に、
女一の道具に仕込んで人間の「皮つなぎ」の守護とした
とされる。
- 「かめ」が「皮つなぎ」の働きとして「み」に仕込まれた意味については、
人間が一枚皮でつながっていること、
あるいは、切れても すぐ修復するような自然治癒力が高いこと…
等の働きを示す意図が込められている、
というような悟りがある。
しかし、まだ十分に解明、理解されていないところも多く、
今後の研究の進展が望まれるところである。
- ただ、おやさまが、
“くにさづちのみこと” の働き=『皮膚・皮』
と おっしゃったことは 事実である。
現代人には、「かめ(亀)」➡「皮膚」、皮膚➡「つなぎ」
とイメージをつなげていくのは難しいことかもしれないが、
しかしそれは、当時の 皮膚の意味の捉え方、流行、リテラシーに合わせた意味である
というのは間違いないことである、と思われる。
以上、「元の理探訪記 第2話」 No,1 の
【文字起こし】を通じた【自己学習】でした。
今回は、『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章
「続いて、乾の方から しゃち を、巽の方から かめ を呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を 男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々を うを と み とに仕込み、男、女の雛形と定められた。」
という文章の掘り下げ学習の、
No,2=「かめ」についての考察編でした。
当記事の内容に関しては、
見出しの付け方とかまとめ方とかで、きっと、不適切な部分が多々あると思います。
しかし、この記事は、
無学な信仰落第生による、あくまで「自己学習」目的の記事ですので、
たまたま通りすがりにこの記事を目にされた方は、
私のまとめはあくまで参考程度にとどめて、
必ず、shin・秋治先生の元動画を確認して頂きますようお願い致します。
それでもって、明らかに誤まっている部分があれば、教えて頂ければ幸いです(笑)
当ブログ、しばらくの間、
shin・秋治氏「元の理探訪記」動画【文字起こし】勉強シリーズを続けます。
天理教教祖百四十年祭に向け、根幹教理である「元の理」に対する知見が少しでも深まることを願って。
ということで、
今回の「彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】」は、
「元の理」勉強の第7回目でありました。
人生、死ぬまで勉強。
今後も、勉強し続けていきたいと思います。
ではでは、今回はこのへんで。
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