Dear everyone,
こちらは、
ふらふら彷徨う「さまよい人」による
『さまよいブログ』
= 彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】です。
「元の理」について勉強しよう‼ と思い立ち、
6月17日から、「shin・秋治」氏による「元の理探訪記」
という動画を【文字起こし】して勉強する(自己学習)を開始しました。
(…shin・秋治様。何かのはずみでこの記事にたどり着いたとしても、彷徨う男のつまらん自己学習ですから、どうぞ堅い事を仰らずに、見逃してやって下さい…) <m(__)m>
今回は、その3回目です。
今回は、『天理教教典』第三章「元の理」の2番目の文章
「月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。」
という文章の掘り下げです。
では、いってみましょう。
- 前回に続き【文字起こし】する対象の 元動画
- shin・秋治Ch「元の理探訪記 第1話」PART3【文字起こし】
- こふき話では、月日親神の、月様が「大龍」で 日様が「大蛇」である と教えられている
- 神様は、当時の人たちのイメージする形に変えて その姿を見せて下さったのではないか
- 「元の理」に出てくることを 単なる作り話として退けるのは ナンセンス
- 「混沌とした様をご覧になられて 味気なく感じられた…」という部分の 科学的解釈
- おやさまのお話は、聞いた時に分からなかったのが 後々分かってくる、という小松駒吉先生の話
- 「くにとこたちのみこと様は 大龍、をもたりのみこと様は 大蛇」=おやさまが とても伝えたかった話かもしれない
- その時代の文化に合わせて見える 神様のお姿、その意味合いを 考えることが 重要
- 今に残る 神様がお姿を見せて下さった という逸話は、「神様はいる」ということを教えて下さった話のように思われる
- 今回の「元の理」掘り下げ対象文に該当する「こふき話」について
- 科学的に分かっている 生命が誕生する40億年前の 地球の姿
- 生命進化の研究が進むにつれて、科学的事実と こふき話の リンクする部分が 次々と 明らかになっている
- 「元の理」が 科学的事実だ ということを知ると、「神様がいる・いない」レベルより 次のステップに入っていける
- 「元の理」を科学で解く というのは、とても 大切なことだと思う
- shin・秋治Ch「元の理探訪記 第1話」PART3【文字起こし】
- まとめ
前回に続き【文字起こし】する対象の 元動画
前回に続いて【文字起こし】するYouTube動画は、
shin・秋治氏の「天理教を科学する」というチャンネルの中の、
「元の理探訪記 第1話 教典第3章「元の理」を深堀します。秋治とふくちゃん二人で「元の理」の1行、1文に込められた神様からのメッセージを解説します」
という動画の一部です。
動画公開日: 2022年7月12日
動画概要欄:
元の理探訪記・第1話 教典第3章「元の理」を深堀します
生命(いのち)の進化令和版の作者秋治とおなじみのふくちゃんが、秋治は科学で、ふくちゃんは歴史で、元の理を深堀します。力のこもった二人の配信をご視聴ください!
【秋治×ふくちゃん】天理教を科学する
—————————————–
『生命(いのち)の進化 令和編』
著者は言う。「元の理」は「真実の話」である。決して、荒唐無稽の「おとぎ話」の類いではない。最初の産みおろしの後、三度の出直しと生れ更わりをしたが、生命が「大進化」を果たした三度とも、海は巨大な「どろ海」になっていた。
(推薦文より抜粋 冨松幹禎)
有性生殖は、雄と雌から五分五分(半々)の遺伝子を受け継ぎ、
五分から生れ、五分、五分と、倍、倍に細胞分裂で成長する。
すべてが五分から始まる。最初に産みおろされたものも五分、人間も五分からだ。
そして哺乳類の受精卵は、人間も猿もクジラも象も0.1ミリ前後でほぼ同じ大きさなのだ。
生命あふれる地球は、誰かが手を貸さないと絶対に生まれない。天の川銀河も太陽も月も人間も生まれない。宇宙誕生からのビックヒストリーで知る「元の理」が、私たち人間が偶然に生まれたのではない事実を教えてくれる
『生命(いのち)の進化 令和版 科学の進歩で見えてきた「元の理」』
350頁 定価1100円(税込)
ご購入希望の方は、こちらのフォームからお申し込みください:http://shinnet.work/
立ち読みはこちらへ:https://note.com/shinnet/n/n9d733fa1388a
—————————————–
【秋治プロフィール】
サイエンスライター、漫画脚本家、事業家
120年祭記念アニメーション「教祖のはなし」原作、プロデューサ兼監督
天理教を科学する・陽気チャンネル、コンテンツプロデューサー
銀河鉄道999・ブラックジャック・ガンダムシリーズ・カレーファイブ等多数、アニメ・コンテンツプロデューサー
本の通販はこちら http://shinnet.work
Twitter https://twitter.com/wshin19/
note https://note.com/shinnet/
instagram https://www.instagram.com/shujishin/
【ふくちゃん】
Twitter https://twitter.com/tenri_fukuchan
YouTube https://www.youtube.com/@user-gp8mx8oe5u/featured
instagram https://www.instagram.com/tenri.fukuc…
この動画を新しいタブで視聴したい方はこちらからどうぞ↓
https://www.youtube.com/watch?v=M_ZDzeYsPAQ
『生命(いのち)の進化 令和版』
科学の進歩で見えてきた「元の理」
350頁 定価1,210円(税込)
ご購入希望の方は、こちらのフォームからお申し込みください。
http://shinnet.work/
立ち読みはこちらへ https://note.com/shinnet/n/n9d733fa1388a
前回【文字起こし】から、
『天理教教典』第三章「元の理」を一文ずつ深掘りする話となっておりますので、
前回同様、
まず最初に『天理教教典』第三章「元の理」全文を掲げておきます。
この世の元初りは、どろ海であつた。月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。
そこで、どろ海中を見澄まされると、沢山のどぢよの中に、うをとみとが混つている。夫婦の雛型にしようと、先ずこれを引き寄せ、その一すじ心なるを見澄みすました上、最初に産みおろす子数の年限が経ったなら、宿し込みのいんねんある元のやしきに連れ帰り、神として拝をさせようと約束し、承知をさせて貰い受けられた。
続いて、乾の方からしやちを、巽の方からかめを呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々をうをとみとに仕込み、男、女の雛型と定められた。いざなぎのみこと いざなみのみこと とは、この男雛型・種、女雛型・苗代の理に授けられた神名であり、月よみのみこと くにさづちのみこと とは、夫々、この道具の理に授けられた神名である。
更に、東の方からうなぎを、坤の方からかれいを、西の方からくろぐつなを、艮の方からふぐを、次々と引き寄せ、これにも又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試された。そして夫々、飲み食い出入り、息吹き分け、引き出し、切る道具と定め、その理に、くもよみのみこと かしこねのみこと をふとのべのみこと たいしよく天のみこと との神名を授けられた。
かくて、雛型と道具が定り、いよいよここに、人間を創造されることとなつた。そこで先ず、親神は、どろ海中のどぢよを皆食べて、その心根を味い、これを人間のたねとされた。そして、月様は、いざなぎのみこと の体内に、日様は、いざなみのみこと の体内に入り込んで、人間創造の守護を教え、三日三夜の間に、九億九万九千九百九十九人の子数を、いざなみのみこと の胎内に宿し込まれた。それから、いざなみのみこと は、その場所に三年三月留り、やがて、七十五日かかつて、子数のすべてを産みおろされた。
最初に産みおろされたものは、一様に五分であつたが、五分五分と成人して、九十九年経つて三寸になつた時、皆出直してしまい、父親なる いざなぎのみこと も、身を隠された。しかし、一度教えられた守護により、いざなみのみこと は、更に元の子数を宿し込み、十月経つて、これを産みおろされたが、このものも、五分から生れ、九十九年経つて三寸五分まで成人して、皆出直した。そこで又、三度目の宿し込みをなされたが、このものも、五分から生れ、九十九年経つて四寸まで成人した。その時、母親なる いざなみのみこと は、「これまでに成人すれば、いずれ五尺の人間になるであろう」と仰せられ、につこり笑うて身を隠された。そして、子等も、その後を慕うて残らず出直してしもうた。
その後、人間は、虫、鳥、畜類などと、八千八度の生れ更りを経て、又もや皆出直し、最後に、めざるが一匹だけ残つた。この胎に、男五人女五人の十人ずつの人間が宿り、五分から生れ、五分五分と成人して八寸になつた時、親神の守護によつて、どろ海の中に高低が出来かけ、一尺八寸に成人した時、海山も天地も日月も、漸く区別出来るように、かたまりかけてきた。そして、人間は、一尺八寸から三尺になるまでは、一胎に男一人女一人の二人ずつ生れ、三尺に成人した時、ものを言い始め、一胎に一人ずつ生れるようになつた。次いで、五尺になつた時、海山も天地も世界も皆出来て、人間は陸上の生活をするようになつた。
この間、九億九万年は水中の住居、六千年は智慧の仕込み、三千九百九十九年は文字の仕込みと仰せられる。
(『天理教教典』第三章 元の理 P,25~29)
それでは、次節から【文字起こし】の記載に移ります。
shin・秋治Ch「元の理探訪記 第1話」PART3【文字起こし】
ふくちゃん(以下・ふく):では、(前回深掘りした文章の)次の文を読ましてもらいます。
「月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。」
というのが、次に続く文章なわけですけれども。秋治:ハイ。
こふき話では、月日親神の、月様が「大龍」で 日様が「大蛇」である と教えられている
ふく:この世の元初まりは泥海であった、
そこへ「月日親神」っていうものが いらっしゃったわけですね。
これは、まぁ、「月様」と「日様」ということで…
「こふき話」っていうのを見ると、「大龍」と「大蛇」だった っていうことが(書かれていて)、
月日親神は「大龍」と「大蛇」だった っていうことが 分かるわけですね。秋治:ハイ。
ふく:で、「月様」といわれる方が、いわゆる「大龍」になるわけですけども…
頭 1つ。で、尾は 1つ(の)、大きな大きな 竜だった、という話ですね。
で、「日様」の方が、いわゆる「大蛇」でして…、
これは、頭が 12 個、尾が 3つの、大きな大きな ヘビだった、というわけですね。ふく:何かこぅ、「月様」「日様」っていう感じで、こぅ…、2つの意識があったわけですね。
「大龍」と「大蛇」…、
「月日親神」っていうと、何かこぅ…お1人か のような印象を 受けますけれども、
「元初まりの話」なんか見たら、
「月様」「日様」っていう中で「大龍」と「大蛇」っていうのが いらっしゃったんだ、
と いうわけですね。秋治:ハイ。
ふく:で、この「混沌たる様を味気なく思召」っていうことで…、
「泥海」で 何もいなくて、2人だけでは 何も味気がないから…、
っていうことですよね。
で、人間を創って、その「陽気ぐらし」するのを見て 共に楽しみたい、
ということですね。
神様は、当時の人たちのイメージする形に変えて その姿を見せて下さったのではないか
秋治:ハイ。
まぁ、ここに関して なんですけど、
僕はね、神様のお姿、男神様のお姿、龍のように…、
まぁ(それは)龍だ、と、おやさまは 仰った。秋治:じゃあ、本当に龍なのか? とか、
本当にヘビ…頭が3つのヘビなのか? とか…あ、ごめんなさい、頭が(3つじゃなくて)12のヘビなのか?
とか 仰る人いる と思うんですけど、
僕は、本当に そう見えたんだ と思うんですよ。ふく:ウンウンウン…
秋治:例えばね、僕は、これ 重要なことなんですけど、
この当時の人たちにとっての、いわゆる 神様の姿って どういうもんだろうか?
ということなんですよ。秋治:例えば、神話の中に「ヤマタノオロチ」が出てきたり…、
そうです、中国の神話の中には、もう「龍」は つきものですからね。ふく:えぇ。
秋治:だから、この 当時の人たちの 頭の中に(ある)神様の姿っていうのは こうなんだろう…
というようなものに、僕は、神様は 姿をそれに変えて、人間に見せて下さったんじゃないか(と思う)。
だから 本当に、人間の側では、そういう姿に見えたんだ と思うんですよ。ふく:ウンウンウン…
秋治:で、これをね、例えば ですね、
今の 現代の人たちだったら、 僕らの世代にとって、宇宙人とか…どんなのが宇宙人? っていったら、
例えば、ウルトラマンを(思い)浮かべたり、ウルトラマンや ウルトラセブンに出てくる怪獣を(頭に思い)浮かべたりするわけですよね。
で、ふくちゃんの世代だったら 違うものが出てくる と思うんですよ、きっと。
それは、例えば ゲームの中の怪獣であるかもしれないし…。ふく:ハイ。
秋治:だから、その世代の、その文化に合わせて、
例えば、宇宙人であってもいいし、神様の姿であってもいいし、全部 違うと思うんですよね。
僕らの世代には 僕らの世代の 神様の姿が きっとあるし、ふくちゃんの世代には ふくちゃんの世代の 神様があるように、何らかの形に違う と思います。秋治:だから、僕は、
この世代の人たちには 神様ってどう(とらえられている)?
というのに合わせた姿で(見せて下さって)、
本当に そう見えたんだと思います。ふく:ハイハイハイ。
「元の理」に出てくることを 単なる作り話として退けるのは ナンセンス
秋治:作り話である とか、そんなん おかしいだろう、とか ではなくて、
本当に そう見えたんだ、というふうに 僕は 思うんですよね。
それも…、そう 考える方が、僕は ものすごく 科学的だと思うんですよ。秋治:それは やはり、僕らとは 全然 違うテクノロジー…、
神様は もぅ とんでもない、僕らの科学力とは 違うテクノロジーですから、
もぅ、お姿を変えて、その人たちに 分かりやすいように現わす
なんてのは、もう 全然お手のもんだし…。ふく:ハイ。
秋治:で、もっと言えば、本当に、「龍」だったかもしれないんですよ。
それでも、いいんですよね。秋治:だからここを、僕はね、
ここが そういうふうに 見えるのはおかしいとか どうだ、
とか って言うのは、ちょっと ナンセンスかな、
とは思いますね。ふく:あぁ、なるほど…。
「混沌とした様をご覧になられて 味気なく感じられた…」という部分の 科学的解釈
秋治:で、もう一つ、次の問題ですけれども…。
いわゆる「混沌とした様をご覧になられて味気なく感じられた…」と(『教典』に書かれた部分ですけれども)、
ここは、科学の分野だけで 言いますと、
最初に、やはり…、生命が生まれて、次に、最初の「大進化」が起こるまで、18億年の間、生命は ほとんど進化しなかったんです。
…18億年ですからね。ふく:ハイ。
秋治:それは、どう(いうこと)なんか? というと、
海を…その当時の、いわゆる 原始の海を見ると、「泥海」の前の 原始の海ですけれども…、見ても、
僕ら人間…、僕とか ふくちゃんとかが タイムトラベルでその時代に行ってもですね、
海の色は ちょっと茶色っぽくて、オレンジっぽいような色を してるけれども、
そこに、海に手を入れても、そこに 生命は見えないんですよ。ふく:ウン…そうですね。
秋治:当時の原核細胞が 小さ過ぎて見えないんです。
ただ、色が そんな色。
そんな海が すごく広がってる。
生き物は いるんですよ。
そこには 何億、何兆個という生き物は いるけど、
見ても、何にもないのと 一緒なんですよね。ふく:ハイハイハイ。
秋治:その姿はね、どう見ても、味気ない姿ですよね。
科学で見ても そうですよね。
だから、その姿を見て 味気なく思って、何か退屈やなぁ と思われたのは、
そりゃもう 当然の話なんですよ。ふく:なるほど…。
おやさまのお話は、聞いた時に分からなかったのが 後々分かってくる、という小松駒吉先生の話
ふく:1つだけね、「大龍」と「大蛇」のことに関して、ちょっと…。
本当に そのように見えた っていう話…
すごく このお話って大事なのかなぁ って思うような、おやさまの逸話というか、先人が教えて下さってる逸話が ございまして…。ふく:高野先生が、もぅねぇ、結構な頻度で このお話されてるんですよ。高野先生の本に書いてあるんですけれども、その 1文を ちょっとね、紹介したいと思います。
秋治:ハイ。お願いします。
ふく:小松駒吉先生の お話なんですけども…
「あんたたち 新聞記者は、おやさまが こうおっしゃったと、筋の通った話を書いてくれるが、おやさまのお話は、そんな 分かるような 話ではなかった。
私が 2度めに おやさまの元へあがった時、おやさまは、私の顔を見て 突然おっしゃった。
『あんたなぁ、くにとこたちのみこと様 いうたら、頭が 1つ尾が 1つの龍やで。をもたりのみこと様 いうたら、頭が12、尾が 3つある大蛇やで…』。
私は、何をおっしゃるのか 分からんかった。
だが、その時の場では 分からんかったが、世の中を通っている間に、いろいろの事にぶつかり、その都度、あぁ なるほど、なるほど…と 分かってくるのだ。」
と 話して下さった…
という お話…。ふく:すごく 結構、高野先生、この お話を紹介されること 多いんですけど…。
今の道友社であったり とか、いろんな 天理教の本、いろいろ 売ってますけども、
(それは)すごく よく分かる話ばかりだと 思うんですけども、
本当に おやさまにお会いして お話を聞かしてもらった時は、
そんな、よく分かるような話ではなかった と、いうふうに おっしゃるんですね。
「くにとこたちのみこと様は 大龍、をもたりのみこと様は 大蛇」=おやさまが とても伝えたかった話かもしれない
ふく:で、2度目に お会いした時に、
この、「くにとこたちのみこと」いうたら「大龍」やと、
で、「をもたりのみこと」いうたら「大蛇」やと…
っていう お話を聞かしてもらったと。秋治:ハイ。
ふく:もしかしたらね、今 聞いても、何のことか よく分からない人もおられる と思うんですけも…、
こんな話を、2度目に うかがった時に 聞かして頂くっていうのは、
すごく、おやさまも お伝えになりたかったお話なんじゃないかなぁ、と 思うんですね。秋治:そうですね。
ふく:もぅ 何か、むしろ「基本のキ」ぐらいの感じで お話くださった、すごく 大事なお話なんじゃないかなぁ、
と いうふうに 思わして頂きますねぇ。
その時代の文化に合わせて見える 神様のお姿、その意味合いを 考えることが 重要
秋治:今の話をね、おやさまが おっしゃった話を聞いたら、
それ、本当に 映像化しちゃったら、もぅ そしたら(それは)今のゲームで出てくる怪獣じゃないか とかね、
そういうふうにも 受け取れてしまいますよね。ふく:ハイ。
秋治:でもね、僕はね、その時代 その時代の 文化に合わせて、そういうふうに見えてて 僕は いいんじゃないかな、と(思うんですよ)。
ただ、 意味合いというのは きっとある と思うんですよ。
なんで「をもたりのみこと様」には、頭が 12もあって尻尾が 3つで、尻尾の先に 剣が付いてるんだろう?
と、これを やっぱし、考えることが 重要なんだろうな、と 思いますね。ふく:そうですね。
秋治:だけども、
実際のお姿は 本当にそうなの? って、そんなふうなん おかしいやろ?
とか じゃなくて、本当に その姿に見えたんだ、と いうことです。
見えていいんです。
今に残る 神様がお姿を見せて下さった という逸話は、「神様はいる」ということを教えて下さった話のように思われる
秋治:そしたら だね、ウン…
だから、神様のお姿 っていうのは、
今の人達って あんまり そうでもないんだろう と思うんですが、
実は、当時の話を見ると、
神様のお姿が見たい という話は…、また、見てみたいとか 見たとか いう話、
結構ありますよね。ふく:ハイ。
秋治:ある 高弟の先生が、夢で「大蛇」が出て…あ、ごめんなさい(「大蛇」ではなくて)「大龍」が出てきたから…って言って「おさづけ」をもらわれた話が ありますよね。
また、これは 高野先生の 他の本ですけれども、
山中忠七先生の所に行かれた時に、いわゆる「扇の伺い」で、山中忠七先生が「扇の伺い」で、
神様が…おやさまが おっしゃるには、今、神様が お姿を見せてくれはるで って 仰って頂いて、
ほんで「扇の伺い」を立てたら、「巽の方角 見てごらん」と おっしゃったから、外に出て 巽(の方角)を見たら、
雲の上にね、こぅ…炎というか、舌を出してる「大蛇」が 寝そべってる姿が見えた、という…ふく:ハイ。
秋治:だからね、僕は そういう話って、いっぱい…実は 残ってるし、
そうやって 神様は、自分たちの姿を しっかりと…こぅ 現わして下さってね、
で、僕らに…まぁ 作り話じゃない っていうのは もぅ 分かってる とは 思うんですけど…、
神様いるよ、ということを、僕は、示してくれてるんじゃないかな、と 思いますね。ふく:なるほど…。
頭が 12っていう…すごく、悟りの部分では いろいろ 言われておりますが、
(そのことに関して)おやさまから お聞かせ頂いたこと っていうのが あって…ふく:これも、ある先生の お話の中に 出てくるんですけど、
「くにとこたちのみこと様」…この「大龍」っていうのが「空間」を司る神様 であって、
「をもたりのみこと様」の「大蛇」っていうのは「時間」を司る神様 ということで、
時間を司る(「をもたりのみこと様」の頭が)12ある、っていうのは、
時間でいうところの 12刻、いわゆる…今やったら 24時間ですけど、
当時は、12刻で時間というのは 刻まれておったわけですけども、
その 1つ 1つ 頭が 変わっていく…と いうような感じで、だから 12の頭なんやで、
と いうふうなことを 書いておられる先生は おられますね。秋治:なるほどねぇ。
今回の「元の理」掘り下げ対象文に該当する「こふき話」について
ふく:この部分、今紹介させてもらった 2文目なんですけど、
「元初まりの話」といいますか「こふき話」の方を、
ちょっと 参考にしたいな、と思います。
ちょっと 原文を読ましてもらいます。秋治:ハイ。お願いします。
ふく:これは『復元』の 15号でございますけども、
「神のこふき」というものが、まとめられておるんですね。「そのなかに、神とゆうわ、月日りょにん(居たばかり。此 月様と云わ)くにとこたちのみこと と ゆふ神なり。
日様わ おもたりのみこと と ゆう神なり。
その なかより、月様が さきに いてた。
くにとこ みさだめて、日様え おだんじ なされ候にわ、
とろのうみに、月日りょにん いたばかりでわ、神とゆうて うやまうもの なし、なにの たのしみも なく、
人げんを こしらえ、そのうえ せかいを こしらえて、しゆごふを させば、
にんげんわ ちよほ なるもので、よふきゆうさん を見て、そのた なにごとにも みられることと そふだん さだまり、
この にんげんを こしらえるにわ…」と、こういうふうに続いていくわけですね。
秋治:ハイ。
ふく:この、「月様が 先に出て」とかいう 表現であったりとか、
「神というて敬うものがなく 何の楽しみもなく人間をこしらえた」
というふうに、こぅ…人間創造の意味のきっかけにはですね、
「神というて敬うものなし」っていうのも 入っていたりとかする…
と いうことでございますね。
科学的に分かっている 生命が誕生する40億年前の 地球の姿
秋治:まぁ、ここも、また ちょっと 科学的に見ますとね、
これを 生命を創った40億年前から、最初の「大進化」の 22億年前までの 18億年の間の話だ、
と考えると、
当時ね、40億年前の地球 っていうのは、月は 今の「見かけ」の 10倍ぐらいの大きさで…ふく:ハイ。
秋治:で(それは)なぜか っていうとね、
今は、月は 地球の 38万キロっていう 遠くを グルグル 回ってますが、
当時は 2万5千キロぐらい(のところ)を 回ってたんですね。
だから、見かけの大きさは 10倍 ぐらいの大きさなんだ、と。
しかも、地球の周りを 1日 5時間で回ってたんですね。ふく:ハイ。
秋治:だから、大きな月が 下から出ては、横から…東から出ては 西に沈むのが、もぅ すんごい勢いで…
5時間ですから、2時間半かけて ここ(東)から出て ここ(西)まで 2時間半ですから…、
もぅ、大きな月が グルグルグルグル…回ってる姿だったんですよ。ふく:ハイハイハイ。
秋治:で 一方、太陽はね、今よりも 70%ぐらいの 明るさだったんです。
で、オレンジ(色)がかって ちょっと 暗かった。
そんな太陽が、今と 大きさは 変わらないですよ、
だけども、月が 馬鹿でかいから、
(地上から見ると)馬鹿でかい月に ちっちゃな太陽 なんですよね。ふく:ハイハイハイ。
秋治:で、それが、この、今 言った 18億年の間に 月は どんどん 遠ざかっていって、
月が ですね…いわゆる 生命が「大進化」を起こした 1回目の進化のあたりには、
月の大きさは、今の、多分 1.5倍くらいまでの大きさまでに(小さく)なってきたんですよ。
だから、そういうふうに 考えると、かなり 小さくはなってる…。ふく:ハイ。
秋治:でも、それでも この間に、でかかった月が だいぶ 小さくなってきてる…
という 流れの中と、今の表現は ね、
しっかりと、僕は リンクしてくる と思うんですよね。
生命進化の研究が進むにつれて、科学的事実と こふき話の リンクする部分が 次々と 明らかになっている
ふく: いや~、これは すごい話ですね。
秋治:すごい話です。
だから、やっぱり 神さんが おっしゃってることには、全然 科学的根拠がないんではなくて、
当時の人たちに、今 言ったように、
月が こんな大きく回ってたんやで って仰っても、誰も分からんし、信じなかったんだと 思いますよね。ふく:ハイハイ。
秋治:でも、今みたいな言い方されてると….。
そんなこと、まぁ 当時の人に教える必要もないですから、
こんな言い方をすることによって、
当時の人たちは、その時の、月も日も太陽も、そして その時の 地球の状況も、
どんなに混沌として味気ない世の中だ っていうか…
まぁ「世」ですね、味気ない「世」だったんだ、
っていうことが 伝わるのは 大切ですよね。ふく:そうですねぇ…。
秋治:だから、命、生命を進化させたんだよ、と いうことですよね。
…だから、そんな退屈な…月は グルグル回って 太陽は 向こうの方で薄暗くて、
で、海を見たら 何にも 生命は見えない…
大腸菌みたいなんは いっぱいいるけど…見えない。何の変化もない…。
そりゃ、退屈ですよねぇ…。ふく:いやーすごい…。感動してます…僕は。
ふく:『教典』「第三章」っていうのと…
また それを…まぁ、はるか以前にですね、
明治 14年だったりとか 16年だったりとかに 筆写されたものが、
この「こふき話」「こふき本」であったりするわけですけども、
そういったものには、今の、この「第三章」とは ちょっとね、違う表現 であったりとか、
より、こぅ 補填…内容を 補填できるようなことが あったりとかして、
そういうものにも、科学的に ちょっとリンクする部分があるっていう(ことを教えて頂いて)…
すごく 僕は、何か、あぁ それだけでも、えぇ話 聴かしてもらったなぁ…と 思わしてもらいます。秋治:いえいえいえ…。
「元の理」が 科学的事実だ ということを知ると、「神様がいる・いない」レベルより 次のステップに入っていける
秋治:でもね、そういうふうな目で「元の理」を もっと みんなが見るようになるとね、
もぅ、そのね、神様がいる とか いない とか、という世界を 通り過ぎちゃうんですよ。ふく:ハイハイハイ。
秋治:だから、確かに 神様を知るには、日々の不思議を知ることも 大切ですし、
「おさづけ」をして 不思議なご守護があることも 大切ですし、
いろいろ 大切なことも あるけれども、
「元の理」が 科学的に事実なんだよ、これ、どんだけすごいことなんだ、
って いうことを知るとね、
それも また、自分の信仰の中にね、神様は 本当にいるんだ っていう補完、まあその…気持ちの補完ですよね、
それが 僕は出来るんじゃないかな…(と思う)。ふく:ハイハイハイ。
「元の理」を科学で解く というのは、とても 大切なことだと思う
秋治:だから その、絶対的に その神様 が「いる・いない」じゃなくて、
神様は もぅいるんだ、っていうふうに思った上で、
次のステップに入っていけるんじゃないかな と、
僕なんか、いつも そう 思うんですよね。
だから、「元の理」を科学で解く というのは、
ものすごく大切だ って、いつも 思うんですけどね。ふく:ウ~ン、確かに…。
(YouTube動画「天理教を科学する」Ch>「元の理探訪記 第1話」より)
今回は、『天理教教典』第三章「元の理」の2文目について 掘り下げる お話でした。
以上、
「元の理探訪記 第1話」 PART3 の【文字起こし】でした。
まとめ
【『天理教教典』第三章「元の理」の2文目 の 掘り下げ】
「月日親神は、この混沌たる様を 味気なく思召し、
人間を造り、その 陽気ぐらしをするのを見て、
ともに楽しもう と思いつかれた。」
- こふき話では、月日親神の、
月様が「大龍」で 日様が「大蛇」である
と 教えられている
- 神様は、
当時の人たちの イメージする形に変えて その姿を 見せて下さったのではないか、
と 思われる
- 「元の理」に出てくることを
単なる作り話として退けるのはナンセンスである
- 「くにとこたちのみこと様は 大龍、をもたりのみこと様は 大蛇」
というのは、
おやさまが まだ 二度目にすぎない面会者にすら 話しておられる話で、
とても お伝えになりたかったこと なのかもしれない
- その時代の文化 に合わせて見える 神様のお姿、
その 意味合いを 考えることが 重要である
- 今に残る 神様がお姿を見せて下さった という逸話は、
「神様はいる」ということを 教えて下さった話のように 思われる
- 生命が 誕生する前の 40億年前の地球は、
本当に 全く単調で「味気ない」姿であったことが、
科学的にも 分かってきている
- 生命進化の研究が 進むにつれて、
科学的事実と こふき話 のリンクする部分が
次々と 明らかに なっている
- 「元の理」が 科学的事実だ ということを知ると、
「神様がいる・いない」レベルより
次のステップに 入っていける
- 「元の理」を 科学で解く というのは、
とても 大切なことだ と思われる
- ようぼく全てが、
もっと、「元の理」を信じ、学ぶのが大切ではないか
以上、「元の理探訪記 第1話」PART3 の
【文字起こし】を通じた【自己学習】でした。
今回は、
『天理教教典』第三章「元の理」の2番目の文章
「月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。」
という文章の、掘り下げ学習でした。
当記事の内容に関しては、
見出しの付け方とかまとめ方とかで、きっと、不適切な部分が多々あると思います。
しかし、この記事は、
無学な信仰落第生による、あくまで「自己学習」目的の記事ですので、
たまたま通りすがりにこの記事を目にされた方は、
私のまとめはあくまで参考程度にとどめて、
必ず、shin・秋治先生の元動画を確認して頂きますようお願い致します。
それでもって、明らかに誤まっている部分があれば、教えて頂ければ幸いです(笑)
これからしばらくの間、
shin・秋治氏「元の理探訪記」動画
【文字起こし】勉強シリーズを続けます。
天理教教祖百四十年祭に向け、
根幹教理である「元の理」に対する知見が少しでも深まることを願って。
ということで、
今回の「彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】」は、
「元の理」勉強の第3回目でありました。
人生、死ぬまで勉強。
今後も、勉強し続けていきたいと思います。
ではでは、今回はこのへんで。
コメント