Dear everyone,
こちらは、
ふらふら彷徨う「さまよい人」による
『さまよいブログ』
= 彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】です。
「元の理」勉強~shin・秋治氏「元の理 探訪記」動画【文字起こし】
何のためにやってんの?
との冷笑を浴びながら (^_^;)
ただ自己満足感を満たす、それだけのために
細々と続けております(笑)
今回は 15回目です。
「元の理 探訪記」【文字起こし】全体で15回目。
「元の理 探訪記 第3話 」【文字起こし】としては、4回目です。
教材であるshin・秋治氏の「元の理 探訪記」では、
『天理教教典』第3章「元の理」を、
1文ごとに解説して下さっています。
それを「文字起こし」して自己学習するにあたって
この私のブログでは、
その動画の「文字起こし」を、細切れにして一つの記事にしています。
今回の「文字起こし」は、
『天理教教典』第3章「元の理」の8番目の文章
「そして夫々、飲み食い出入り、息吹き分け、引き出し、切る道具と定め、その理に、くもよみのみこと かしこねのみこと をふとのべのみこと たいしよく天のみこと との神名を授けられた。」
という文章の掘り下げ部分(前半)です。
この文章の動画内掘り下げトークを「文字起こし」したところ、
やや長尺で、1つの記事で治めるにはちょっと長いかなぁ、と感じました。
なので、「前半」「後半」の2つに分けることにしました。
今回は、その「前半」部分になります。
それでは、見ていきましょう。
【文字起こし】する対象の 元動画
【文字起こし】対象、YouTube元動画を紹介します。
shin・秋治氏の「天理教を科学する」というチャンネルの中の
「第3話「元の理の真実」天理教を科学する【秋治×はかせ】混沌とした有り様の比喩と考えられていた「どろ海」が、生命進化ターニングポイントの時、全ての時期が「どろ海」だった」
という動画です。
shin・秋治氏「元の理 探訪記」の中の
【第3話】になります。
この動画を新しいタブで視聴したい方はこちらからどうぞ↓
https://www.youtube.com/watch?v=4qh9jJ15VmA
『天理教教典』第三章「元の理」全文
まず最初に、『天理教教典』第三章「元の理」全文を 掲げておきます。
この世の元初りは、どろ海であつた。月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。
そこで、どろ海中を見澄まされると、沢山のどぢよの中に、うをとみとが混つている。夫婦の雛型にしようと、先ずこれを引き寄せ、その一すじ心なるを見澄みすました上、最初に産みおろす子数の年限が経ったなら、宿し込みのいんねんある元のやしきに連れ帰り、神として拝をさせようと約束し、承知をさせて貰い受けられた。
続いて、乾の方からしやちを、巽の方からかめを呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々をうをとみとに仕込み、男、女の雛型と定められた。いざなぎのみこと いざなみのみこと とは、この男雛型・種、女雛型・苗代の理に授けられた神名であり、月よみのみこと くにさづちのみこと とは、夫々、この道具の理に授けられた神名である。
更に、東の方からうなぎを、坤の方からかれいを、西の方からくろぐつなを、艮の方からふぐを、次々と引き寄せ、これにも又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試された。そして夫々、飲み食い出入り、息吹き分け、引き出し、切る道具と定め、その理に、くもよみのみこと かしこねのみこと をふとのべのみこと たいしよく天のみこと との神名を授けられた。
かくて、雛型と道具が定り、いよいよここに、人間を創造されることとなつた。そこで先ず、親神は、どろ海中のどぢよを皆食べて、その心根を味い、これを人間のたねとされた。そして、月様は、いざなぎのみこと の体内に、日様は、いざなみのみこと の体内に入り込んで、人間創造の守護を教え、三日三夜の間に、九億九万九千九百九十九人の子数を、いざなみのみこと の胎内に宿し込まれた。それから、いざなみのみこと は、その場所に三年三月留り、やがて、七十五日かかつて、子数のすべてを産みおろされた。
最初に産みおろされたものは、一様に五分であつたが、五分五分と成人して、九十九年経つて三寸になつた時、皆出直してしまい、父親なる いざなぎのみこと も、身を隠された。しかし、一度教えられた守護により、いざなみのみこと は、更に元の子数を宿し込み、十月経つて、これを産みおろされたが、このものも、五分から生れ、九十九年経つて三寸五分まで成人して、皆出直した。そこで又、三度目の宿し込みをなされたが、このものも、五分から生れ、九十九年経つて四寸まで成人した。その時、母親なる いざなみのみこと は、「これまでに成人すれば、いずれ五尺の人間になるであろう」と仰せられ、につこり笑うて身を隠された。そして、子等も、その後を慕うて残らず出直してしもうた。
その後、人間は、虫、鳥、畜類などと、八千八度の生れ更りを経て、又もや皆出直し、最後に、めざるが一匹だけ残つた。この胎に、男五人女五人の十人ずつの人間が宿り、五分から生れ、五分五分と成人して八寸になつた時、親神の守護によつて、どろ海の中に高低が出来かけ、一尺八寸に成人した時、海山も天地も日月も、漸く区別出来るように、かたまりかけてきた。そして、人間は、一尺八寸から三尺になるまでは、一胎に男一人女一人の二人ずつ生れ、三尺に成人した時、ものを言い始め、一胎に一人ずつ生れるようになつた。次いで、五尺になつた時、海山も天地も世界も皆出来て、人間は陸上の生活をするようになつた。
この間、九億九万年は水中の住居、六千年は智慧の仕込み、三千九百九十九年は文字の仕込みと仰せられる。
(『天理教教典』第三章 元の理 P,25~29)
それでは、次節から【文字起こし】の記載に移ります。
shin・秋治Ch「元の理 探訪記 第3話」No,4【文字起こし】
『天理教教典』第三章「元の理」8番目の文章を掘り下げる(前半)
【科学的事実「真核細胞→有性生殖」人間創造【段階論】に見事に対応した「元の理」説き分けについて(前半)】
はかせ:では、どうでしょうかね。
あと、もう1文ぐらいで(今回は終わりにしましょうか)…秋治:ハイ。そうですね。
時間的にも、だいぶ来ましたですね。はかせ:では、(今回のトークで取り上げる)最後、1文 読ませて頂きます。
「そして夫々、
飲み食い出入り、息吹き分け、引き出し、切る道具と定め、
その理に、
くもよみのみこと かしこねのみこと をふとのべのみこと たいしょく天のみこと
との神名を授けられた。」というところで…
まぁ、先程からも お話にありましたけれども、
それぞれの役割ですね、
役割と、神名を付けられた、
というような 文になりますけれども…ふく:ハイ。
『天理教教典』第三章「元の理」文章とそれに対応する『こふき本』は、記述の順番がかなり異なる
はかせ:これを受けて、どうですかね。
ふく:ここで、
「こふき話」やったとしたら…
「こふき本」って言われるものやったとしたら、
ちょっと、
『天理教教典』第3章の「元の理」と 順番が異なってですね…秋治:ハイハイハイ。
ふく:ここの全員… 全員(笑)というか、
「かめ」から「うなぎ」までを引き寄せて…
人間をね、こしらえる道具として
もらい受けられて、食べて…
で、心味(こころあじわい)をみた…
というところまで 終わった後に…はかせ:ハイ。
ふく:「ぎぎょ」へ
「しゃちほこ」を 男一の道具に仕込み、
これに
「くにとこたちのみこと」の心 入り込んで、
男神にて、人間の種子なり…はかせ:ハイ。
ふく:「み」へ
「かめ」を 女一の道具に仕込み、
それに「をもたりのみこと」の心 入り込んで、
女神(めがみ)にして…めがみと言うか、女神(おんながみ)にして、
人間の苗代となして…はかせ:ハイ。
ふく:この屋敷の「かんろだい」の「ぢば」を体の中央として、
北枕に寝て、
九億九万九千九百九十九人の人数を、
三日三夜に、
「なむ なむ」と 2人ずつ 宿し込みたまう…はかせ:ハイ。
ふく:と、こういうお話があって…
まだ、もうちょっと お話があった後に、
「くにとこたちのみこと」とは、
天にては月様なり…とか、
男神にしてお姿は頭一つだとか…
そういうお話があって、
それが、
いわゆる「をふとのべ」まで 続いていくんですよね。【動画テロップ】
ぎぎょえ しゃちたほこを おとこ一のとうぐに しこみ、
それより くにとこたちの命 のこころを いりこみ、
おとこかみで 人げんの たねなり。みいえ かめを 女一のどうぐに しこみ、
それに おもたりの命の こころを いりこみ、
女神にして、人げんの なわしろとなして、この屋しきの かんろだいの じばを 神たいの ちゅうおうとして、
きたまくらにねて、
九億九万九千九百九十九にんの 人かず、
三日三夜に
なむなむと 弐人づつ やどしこみ たまう。はかせ:ウ~ン。
ふく:で(この後)、
仕切り 仕切りにおいて、
ここまでが「五輪五体」だとか、
「天神七代」ですとか…
っていうお話が 続いていくわけですねぇ。はかせ:あぁ~…
ふく:この辺の 順番の違いみたいなものは…
もちろん 写本によったり、
また、
「こふき話・こふき本」って言われるものも、
いろんな人が執筆しておられまして、
それによって違う っていう…
『こふき本』の順番は「真核細胞」➡「有性生殖」という科学的事実の段階(順序)に対応している
秋治:そうですね…
今、順番が違ったのは「十六年本」ですか?【動画テロップ】
十六年本とは、
桝井本と呼ばれるもので、
二代真柱様の「こふきの研究」では、
他の人の本で 内容が補完されて 書かれている。ふく:ハイ。
これは、「十六年本」を参考にさせて頂きました。秋治:でも、あれですよね。
先ほど僕は、2つの意味がある って言いましたよね。はかせ:ハイ。
秋治:今の『教典』3章だと、
「真核細胞」を創る話と「有性生殖」の話が
重ね合わせで一つになってる
って話をしましたけども…はかせ:ハイ。
秋治:これ、別々なんだよ、
っていうふうに言えば、
今までの話が 全部「真核細胞」の話で…はかせ:ハイ。
秋治:そして、ここからね…
ここ、科学的(な話)ですよ。
科学的に言いますと…はかせ:ハイ。
秋治:まず「真核細胞」ができて、
その次に「有性生殖」になるわけですから、
夫婦で子供を作るわけですから…
今 まさしく、
ふくちゃんが 言ってくれた順番なんですよ。ふく:ウ~ン。
秋治:そこまでが出来て、
そこから「ぎぎょ」に仕込んでいくわけなんですよ。
「み」に仕込んでいくわけですよ…
順番としては そうなんですよ。はかせ:ウンウン。
秋治:だから、
言ってくれた順番だったら、
重ね合わせでも何でもなくて、
実は、話は(つながっていて)、
1つ1つ ちゃんと神様、言ってくれてはる…はかせ:ウンウン。
おやさまが、先人が試作した「こふき話」を“良し”とされなかったのは、分けて説いたはずの「真核細胞」を創る話と「有性生殖」の話が ごちゃ混ぜになっていたからかもしれない
秋治:でも…ね、
話が、こう…
順番がゴッチャになって、1つにしたのは…
それはもう(『天理教教典』)第3章を作る…ね、
「元の理」を作らはる時に、
いろんな話で、こぅ…
1つにしはったんやと思うんですけども…【動画テロップ】
こういう本が残っているということは、
教祖は「元始まりの話」を
生命進化史通りに語っていたのだと思う。しかし、それを聞いている人間には意味が解らず
順番が前後して書かれているか、
もしくは
2つの話を1つにして書かれていると考えられる。教祖が決して良いとおっしゃらなかった意味が、ここにあると思う。
「元の理」は事実の話だと、全教の教友が感じ取らなければならない。
はかせ:ウンウン。
「元初まりの話」に科学的事実をあらわす話が残っていることを通して、改めて「元の理」は真実の話であることを感じさせられる
秋治:まさしく、
そういう説き方もあるんだ っていうのを聞くと、
あぁ~ すごいな、と…
今更ながら、
「元の理」って真実の話やな、と(思った)…はかせ:ハイ。
秋治:重ね合わせにしてなくて も、
ちゃんとちゃんと 順番通り…
本当に、なんか 歴史的事実通りに語ってはる話も、
ちゃんと残ってたんや と思うと…
今…、今日は…、今更ながら すごく感動してるんです。はかせ:ウ~ン。
【動画テロップ】
「元初まりの話」には、歴史的事実を表している話も残っている。
それは、本当に凄いことだ。
(shin・秋治>「元の理 探訪記 第3話」より)
今回の【文字起こし】は、
『天理教教典』第3章「元の理」8番目文章掘り下げ(前半)
➡【科学的事実「真核細胞→有性生殖」人間創造【段階論】に見事に対応した「元の理」説き分けについて(前半)】
という内容のお話でした。
以上、「元の理」勉強PART15
「元の理 探訪記 第3話」No,4 の【文字起こし】でした。
まとめ
【『天理教教典』第三章「元の理」8文目 掘り下げ】(前半)
「そして夫々、
飲み食い出入り、息吹き分け、引き出し、切る道具と定め、
その理に、
くもよみのみこと かしこねのみこと をふとのべのみこと たいしよく天のみこと
との神名を授けられた。」
➡【科学的事実「真核細胞→有性生殖」人間創造【段階論】に見事に対応した「元の理」説き分けについて(前半)】
- 『天理教教典』第三章「元の理」文章と
それに対応する『こふき本』は、
記述の順番がかなり異なる。
- 『こふき本』で説かれた、
道具やその機能、それが創造・発展していく順番は、
「真核細胞」➡「有性生殖」
という科学的事実の段階(順序)に対応している。
- おやさまが、
先人が試作した「こふき話」を“良し”とされなかったのは、
分けて説いたはずの「真核細胞」を創る話と「有性生殖」の話が
ごちゃ混ぜになっていたからかもしれない。
- 「元初まりの話」に科学的事実をあらわす話が残っていることを通して、
改めて
「元の理」は真実の話であることを感じさせられる。
以上、「元の理 探訪記 第3話」NO,4の
【文字起こし】を通じた【自己学習】でした。
今回は、
『天理教教典』第3章「元の理」8番目文章掘り下げ(前半)
➡【科学的事実「真核細胞→有性生殖」人間創造【段階論】に見事に対応した「元の理」説き分けについて(前半)】
という内容のお話を視聴し、学びました。
無学な私にとっては、ちょっと難しい話でした。
けれども、
私は、これまで
このような科学的な切り口で「元の理」を解説する話は
あまり聞いたことがなかったので、
(今回の話だけでなく、前回までの話も含めてですが、)
とても新鮮で興味深く、非常に勉強になりました。
おやさまの説かれた教えの素晴らしさ、尊さを、改めて教えられました。
昔、何かの講話で耳にしたことのある
『おふでさき』の一節が頭に浮かんできました。
はや/\と しやんして みてせきこめよ
ねへほる もよふ なんで してでん (第五号六十四)
当記事の内容に関しては、
見出しの付け方とか まとめ方とかで、
きっと、不適切な部分が多々あると思います。
また、「文字起こし」部分の見出しの付け方は、
全く自己流理解に基づくものなので、
本当にこの見出しでいいのか 自信がありません (-_-;)(汗)
しかし、この記事は、
無学な信仰落第生による、あくまで「自己学習」目的の記事ですので、
そのあたりは 大目に見て頂きたく存じます…(^_^;)
たまたま 通りすがりにこの記事を目にされた方、
私のまとめはあくまで参考程度にとどめて、
必ず、shin・秋治先生の元動画を確認して頂きますよう お願い致します。
それでもって、明らかに誤まっている部分があれば、教えて頂ければ幸いです(笑)
ということで、
今回の「彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】」は、
「元の理」勉強の第15回目でありました。
人生、死ぬまで勉強。
今後も、勉強し続けていきたいと思います。
ではでは、今回はこのへんで。
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