「元の理」を勉強する~PART6「元の理探訪記2」No,1【文字起こし】

動画「元の理探訪記第2話」【文字起こし】 PART2 「元の理」勉強

Dear everyone,

こちらは、
ふらふら彷徨う「さまよい人」による
『さまよいブログ』
= 彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】です。

「元の理」を勉強しようとの思いから始めた、
shin・秋治氏の「元の理探訪記」動画【文字起こし】学習シリーズ。

shin・秋治氏「元の理探訪記」動画シリーズ「第1話」は前回までで終わったので、
今回から「第2話」【文字起こし】に入ります。

「元の理」勉強としては、第6回目になります。

こちらも見てね!!

このたびの学習教材であるところの、
shin・秋治氏「元の理探訪記」動画は、
『天理教教典』第三章「元の理」を
【1文ずつ】掘り下げつつも、話は連続しています。

が、このブログ記事では、
その動画内容を一文解説ごとに区切り、
【「元の理」1文の解説で1つの記事】
に細切れ「文字起こし」します。

ただ、今回勉強する、『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章はとても長い。

なので、1文の解説の【文字起こし】を、
これから数回の記事に分けてまとめることにしました。

今回は、その1回目になります。

(「元の理探訪記」動画【第2話】の
『天理教教典』第三章「元の理」5番目文章 解説【文字起こし】の
第1回目 ということです。)

『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章は以下の通り。

続いて、乾の方からしやちを、巽の方からかめを呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々をうをとみとに仕込み、男、女の雛型と定められた。

長文ということもあり、
shin・秋治氏の動画内での解説も、
非常に長尺となっております。

なので、その【文字起こし】学習も、
小出しで、今回から何回かに分けて、
複数回行っていくことにします。

では、いってみましょう。

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【文字起こし】する対象の 元動画

今回【文字起こし】するYouTube動画は、
shin・秋治氏の「天理教を科学する」というチャンネルの中の、
元の理探訪記 第2話 秋治、はかせ、ふくちゃんの3人が「元の理」を深堀します。「元の理」の1行、1文に込められた神様からのメッセージを解説します。 天理教を科学する【秋治×はかせ×ふくちゃん】
という動画の一部です。

shin・秋治氏「元の理探訪記」の【第2話】ということです。

今回の動画から、
「秋治」さん「ふくちゃん」さんに加えて、
「はかせ」さんがディスカッションに参加しておられます。

(天理教を科学する>「元の理探訪記 第2話」より)

動画公開日: 2022年8月3日
動画概要欄: 

元の理探訪記・第2話 「元の理」を深堀します
生命(いのち)の進化令和版の作者秋治とおなじみのはかせとふくちゃんが、はかせ君を中心に、秋治は科学で、ふくちゃんは歴史で、元の理を深堀します。力のこもった三人の配信をご視聴ください!

【秋治×はかせ×ふくちゃん】天理教を科学する

『生命(いのち)の進化 令和編』
著者は言う。「元の理」は「真実の話」である。決して、荒唐無稽の「おとぎ話」の類いではない。

最初の産みおろしの後、三度の出直しと生れ更わりをしたが、生命が「大進化」を果たした三度とも、海は巨大な「どろ海」になっていた。
 (推薦文より抜粋 冨松幹禎)

有性生殖は、雄と雌から五分五分(半々)の遺伝子を受け継ぎ、
五分から生れ、五分、五分と、倍、倍に細胞分裂で成長する。
すべてが五分から始まる。最初に産みおろされたものも五分、人間も五分からだ。
そして哺乳類の受精卵は、人間も猿もクジラも象も0.1ミリ前後でほぼ同じ大きさなのだ。
生命あふれる地球は、誰かが手を貸さないと絶対に生まれない。

天の川銀河も太陽も月も人間も生まれない。
宇宙誕生からのビックヒストリーで知る「元の理」が、私たち人間が偶然に生まれたのではない事実を教えてくれる

『生命(いのち)の進化 令和版 科学の進歩で見えてきた「元の理」』
350頁 定価1100円(税込)

ご購入希望の方は、こちらのフォームからお申し込みください:http://shinnet.work/
立ち読みはこちらへ:https://note.com/shinnet/n/n9d733fa1388a
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【秋治プロフィール】
サイエンスライター、漫画脚本家、事業家
120年祭記念アニメーション「教祖のはなし」原作、プロデューサ兼監督
天理教を科学する・陽気チャンネル、コンテンツプロデューサー
銀河鉄道999・ブラックジャック・ガンダムシリーズ・カレーファイブ等多数、アニメ・コンテンツプロデューサー

本の通販はこちら http://shinnet.work
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はかせ】
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【ふくちゃん】
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instagram https://www.instagram.com/tenri.fukuc…

この動画を新しいタブで視聴したい方はこちらからどうぞ↓
https://www.youtube.com/watch?v=OLtDESZoppc

『天理教教典』第三章「元の理」全文

教材動画の構成が
『天理教教典』第三章「元の理」を 一文ずつ掘り下げる内容
となっておりますので、
前回まで同様、
まず最初に『天理教教典』第三章「元の理」全文を 掲げておきます。

 このもとはじまりは、どろうみであつた。つきおやがみは、このこんとんたるさまあじなくおぼしし、人間にんげんつくり、その陽気ぐらし、、、、、をするのをて、ともにたのしもうとおもいつかれた。

 そこで、どろ海中うみなか見澄みすまされると、沢山たくさんどぢよ、、、なかに、うを、、とがまじつている。夫婦ふうふひながたにしようと、ずこれをせ、そのひとすじごころなるを見澄みすみすましたうえ最初さいしょみおろすかず年限ねんげんったなら、宿やどみのいんねん、、、、あるもとやしき、、、かえり、かみとしてはいをさせようと約束やくそくし、承知しょうちをさせてもらけられた。

 つづいて、いぬいほうからしやち、、、を、たつみほうからかめ、、せ、これまた承知しょうちをさせてもらけ、べてそのこゝろあじわいためし、そのしょうさだめて、これおとこいち道具どうぐおよび、ほねつっぱりの道具どうぐまたおんないち道具どうぐおよび、かわつなぎの道具どうぐとし、それぞれうを、、とに仕込しこみ、おとこおんな雛型ひながたさだめられた。いざなぎのみこと いざなみのみこと とは、このおとこひながたたねおんなひながた苗代なわしろさずけられたかみであり、月よみのみこと くにさづちのみこと とは、それぞれ、この道具どうぐさずけられたかみである。

 さらに、ひがしほうからうなぎ、、、を、ひつじさるほうからかれい、、、を、西にしほうからくろぐつな、、、、、を、うしとらほうからふぐ、、を、次々つぎつぎせ、これにもまた承知しょうちをさせてもらけ、べてそのこゝろあじわいためされた。そしてそれぞれ出入でいり、いきけ、し、道具どうぐさだめ、そのに、くもよみのみこと かしこねのみこと をふとのべのみこと たいしよく天のみこと とのかみを授けられた。

 かくて、雛型ひながた道具どうぐさだまり、いよいよここに、人間にんげん創造そうぞうされることとなつた。そこでず、親神おやがみは、どろうみなかどぢよ、、、みなべて、そのこゝろあじわい、これを人間にんげんたね、、とされた。そして、月様つきさまは、いざなぎのみこと の体内に、さまは、いざなみのみこと体内たいないんで、人間にんげん創造そうぞう守護しゅごおしえ、三よさあいだに、九おくまん九千九百九十九にんかずを、いざなみのみこと胎内たいない宿やどまれた。それから、いざなみのみこと は、その場所ばしょに三ねんつきとゞまり、やがて、七十五にちかかつて、かずのすべてをみおろされた。

 最初さいしょみおろされたものは、一ように五であつたが、五成人せいじんして、九十九ねんつて三ずんになつたときみななおしてしまい、父親ちちおやなる いざなぎのみこと も、かくされた。しかし、一おしえられた守護しゅごにより、いざなみのみこと は、さらもとかず宿やどみ、十月とつきつて、これをみおろされたが、このものも、五からうまれ、九十九ねんつて三ずんまで成人せいじんして、みななおした。そこでまた、三度目どめ宿やどみをなされたが、このものも、五からうまれ、九十九ねんつて四すんまで成人せいじんした。そのとき母親ははおやなる いざなみのみこと は、「これまでに成人せいじんすれば、いずれ五しゃく人間にんげんになるであろう」とおゝせせられ、につこりわろうてかくされた。そして、子等こらも、そのあとしとうてのこらずなおしてしもうた。

 そののち人間にんげんは、むしとり畜類ちくるいなどと、八千はっせん八度やたびうまかわりをて、またもやみななおし、最後さいごに、めざる、、、が一ぴきだけのこつた。このはらに、おとこにんおんなにんの十にんずつの人間にんげん宿やどり、五からうまれ、五成人せいじんして八すんになつたとき親神おやがみ守護しゅごによつて、どろうみなか高低たかひく出来できかけ、一しゃくすん成人せいじんしたとき海山うみやま天地てんち日月じつげつも、ようや区別くべつ出来できるように、かたまりかけてきた。そして、人間にんげんは、一しゃくすんから三じゃくになるまでは、一はらおとこおんなの二ずつうまれ、三じゃく成人せいじんしたとき、ものをはじめ、一はらに一ずつうまれるようになつた。いで、五しゃくになつたとき海山うみやま天地てんち世界せかいみな出来できて、人間にんげん陸上りくじょう生活せいかつをするようになつた。

 このあいだ、九おくまんねん水中すいちゅう住居すまい、六千ねん智慧ちえ仕込しこみ、三千九百九十九ねん文字もじ仕込しこみとおゝせられる。

(『天理教教典』第三章 元の理 P,25~29) 

それでは、次節から【文字起こし】の記載に移ります。

shin・秋治Ch「元の理探訪記 第2話」No,1【文字起こし】

「『元の理探訪記』第二話」スクショ①
「『元の理探訪記』第二話」スクショ②

はかせ:ハイ。
それでは「天理教を科学する」「元の理探訪記」ということで、
その第2段を、今回はさせて頂きたいと思います。

はかせ:前回も大変好評でしたけれども、
今日は、私、「はかせ」も入れて、
3人でお送りしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

秋治:お願いします。

ふくちゃん(以下・ふく):よろしくお願いします。

秋治:この本(『生命の進化 令和編』)
ここにもポスター貼ってますけれども、
この本として、この養徳社の売店で販売しております。

また、通信販売でも買えますのでね、
ぜひクリックして買って下さい。ハイ。

今言った話(や、これから話す話)が、
全部、文章で載ってますので、よろしくお願いします。

『生命の進化 令和編』表紙

『生命(いのち)の進化 令和版』

科学の進歩で見えてきた「元の理」

350頁 定価1,210円(税込)

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秋治:スタジオは、きれいな養徳社の特別スタジオを使わして頂いてます。ハイ。

はかせ:ホント綺麗ですね。ありがとうございます。
それではですね、では、さっそく続きから…
ということでよろしいでしょうか。

秋治:ハイ。

『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章を掘り下げる(1回目)

はかせ:それでは、『教典』第三章「元の理」の続きの部分から、読ませて頂きます。

「続いて、乾の方から しゃち を、
巽の方から かめ を呼び寄せ、
これ又、承知をさせて貰い受け、
食べてその心味を試し、
その性を見定めて、
これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、
又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、
夫々を うを と み とに仕込み、
男、女の雛形と定められた。」

という1文ですね。

秋治+ふくちゃん:ハイ。

「しゃち」について

「『元の理探訪記』第二話」スクショ⑨

はかせ:まさに、「しゃち」と「かめ」というのが出てきて、男雛形、女雛形…という1文になるわけですが…

はかせ:そうですね、じゃあ、まず、
この「しゃち」と「かめ」と出てきますけれども、
この「しゃち」ということについて、どういったことが言えるでしょうかね。
ではまず、ふくちゃん、お願いしてもいいですか?

ふく:ハイ。そうですね。
「しゃち」ということで、これもちょっと原文を…原文ではないんですけども…
『十六年本』の方からね、いわゆる「こふき本」、こふき話の方から読まして頂きたいな、と思います。

秋治+はかせ:ハイ。

多くの「こふき本」では「しゃち」ではなく「しゃちほこ」と表記されている

「『元の理探訪記』第二話」スクショ③

ふく:「また みすませば、いぬひのほふうに しやちほこが いる。
このものに しよふちをさせて もらひうけ、
たべて こころあじを みるに、
しやちほこ ゆうわ いきをい つよく、
へんに しやくばるもの であるゆえに、
おとこの 一のどふぐ にしこみて、
人げんの ほねの しゆうごふ とす。」
と、こういうような文章になっとるんですね。

はかせ:ここは、だから、「しゃち」ではなくて、「しゃちほこ」ですかね、
そういうふうに出てくるんですね。

ふく:そうですね。
「十六年本」とか、いわゆる「こふき本」ではですね 、
しゃち」と出るのは極めて少なくてですね、
むしろ「しゃちほこ」というふうに出ることが多いですね。 

はかせ:ハイ。

ふく:では、「しゃち」なのか「しゃちほこ」なのか?
(それ)で、我々(の思い描く姿が)全然 違うものですからね(笑)

はかせ:そうですね。
何か、イメージするものが変わりそうですね。 

ふく:そうですね。
(「しゃちほこ」だったら)こぅ…城のね、てっぺんの金色の…名古屋城! みたいな(イメージが)ね…ありますけどもね(笑)

はかせ:ハイハイハイ。

ふく:(それについては、)現代でも、「しゃちほこ」なのか「しゃち」なのか、
結構、理解が揺れている…
というのが現状かなぁ、と思いますね。
(「こふき本」では「しゃちほこ」と出ることが多いことからして、仮にそれを)
しゃちほこ」というふうに理解し(たとし)たらですね、
じゃあ、なんで『天理教教典』では「しゃち」と言うんや、『教典』では「しゃち」と言うんや、
(という疑問がわくと思いますので、それについて)言いますと…

はかせ:ハイ。

ふく:やっぱり、当時ですね、この辺の人たち…
というか、まぁ昔はみんなそうだったと思うんですけども、
しゃちほこ」のことをですね、
しゃち」というふうにですね、
つづまった(縮まった)言い方をしとる、というのは…、
これは、例えば、「和漢三才図絵」なんか見てもですね、
確かそんなような表記が書いてあったかな、と思うんですね。

はかせ:ウ~ン。

ふく:またですね、「しゃちほこ」というような表記は、もちろんあるんですけども…

はかせ:ハイ。

ふく:「こせたコイ」とか…まぁいわゆる…「老熟したコイ」…
もぅ池の主になっとるような「大きなコイ」いうふうな、表記のされ方をしとるものもあってですね、
何か「しゃちほこ」と、何か、そういう「コイ」と、
見た目的にも似とるような印象が、僕の中に(あって、そのように)感じるんですよ…

「『元の理探訪記』第二話」スクショ⑤

はかせ:あぁ、確かに(そう言われてみれば)そうですね。

ふく:ヒゲがあって、みたいな(感じで)…

はかせ:ハイハイハイハイ。

ふく:でかいコイ、みたいな…。
(しゃちほこ=)金色か…、(コイ=)黒色か…みたいな差でね…
何かすごく…似とるような感じがするんですけども…

はかせ:あぁ~、なるほど…。

元の理の「しゃち」は、水族館で見る「シャチ」のことだとの悟りもある

「『元の理探訪記』第二話」スクショ⑥

ふく:またですね、ホントに水族館で見るようなね、黒と白の…

はかせ:このへん(側頭部)が白くなってるという…
あの(水族館で見るような)「シャチ」ですね。

ふく:(そうです、)あの(水族館で見るような)「シャチ」(笑)。
(「元の理」で説かれている「しゃち」とは、「しゃちほこ」でもなく「コイ」でもなくて、)
あの(水族館で見るような)「シャチ」(のこと)だと理解しとる先生も、いらっしゃるんですね 。

はかせ:ハイハイ。

ふく:(その)先生によればですね、ロサンゼルスの、そういったところで、
こう…(シャチの実物を)見てですね、
シャチ の顔 何べん見ても 気が勇み」
というのを、句を一句詠んでですね、
すごく、こぅ…「シャチ」の何か、あの勢い強さと言いますか、
あぁいうのが「つきよみのみこと」のね…
何か性質というか、手法の中でリンクするものがあったんでしょうね、
そぅいうふうに、こぅ…とらえておられる先生も居られる、ということですね。

秋治:なるほどねぇ…

はかせ:そうですね。
確かに、勢い強い感じはしますもんね。 

ふく:そうですねぇ。

「こふき本」では、「しゃちほこ」と言われたり「しゃち」と言われたりして、表記が揺れている

「『元の理探訪記』第二話」スクショ⑧

はかせ:そうすると、一つ、ちょっと個人的に気になるのは、
当時、その江戸時代ないし明治時代の人たちに「しゃち」と聞いて、
あの魚って、はたして(当時の)日本人が知ってたのかどうか
っていうのが、気になるところですね。

ふく:そうですよねぇ…。
ウ~ン、そこに関しては、ちょっと私はねぇ…(よく分からない…)
たぶん、まぁ、皆さんご存じなかったんじゃないかなぁ、
とも思うんですけどねぇ(笑)

秋治:(笑)

はかせ:ハイハイハイ。

ふく:中国の伝説でもね、そびえたつ滝を昇ったら龍になる、
みたいなね、伝説があったりとかもしますよね。

秋治:そうですね。

ふく:すごく個人的には「コイ」は好きなんです。
「コイ」のジグソーパズルとかもね、やったことあるんですけど(笑)

はかせ:シブイですね(笑)

ふく:(そのパズルは)滝をね、パ~ッて昇ってるようなね、
そういう絵やったんですけどね、
説明文にそういう…何か一文が出てきてですね、
あ、こういうこともあるんやなぁ、
と思ったりとかね、しましたけどもね…(笑)

はかせ:なるほどねぇ…
そもそも、この「しゃちほこ」という伝説上の生き物も、
ある意味、そういった伝説をモチーフにしてるかもしれない、
ということですよね。

ふく:そうですね。

はかせ:そのへん、ちょっと分からないところもありますけれども…
でも、何か、あれですよね、
しゃちほこ」と言われたり「しゃち」と言われたり、「こせたコイ」と言われたり…。
少し、こぅ…表記が揺れてるところがありますね。

ふく:そうですね。
…で、またですね、
ここに、「へんにしゃくばるもの」っていうふうな、
独特な方言が出てきますね。

秋治+はかせ:ハイ。

ふく:「しゃくばる」って、
今の人たち、あまりピンとこないんじゃないかな、と思うんですけども…

はかせ:そうですね。

ふく:「しゃくばる」、いわゆる「しゃちこばる」、なんていう言い方もするんですけども、
緊張して固くなる…みたいなのをですね、
「しゃちこばる」、「しゃくばる」というふうな言い方をするみたいですね。

「しゃち」「しゃちほこ」等が有する性質の道具を引き寄せたことを示そうとされていたことは間違いない

「『元の理探訪記』第二話」スクショ⑦

はかせ:ウ~ン。なるほど。
まぁ、そういう意味では…、何て言うんですかね、
そうした…勢いが強いですとか、そうした…固くなる性質があるとか、
そうした性質を持つもののイメージとして、
しゃち」であったり「しゃちほこ」であったり「コイ」であったり…っていう(ものを通して)、
こぅ…イメージを持たせている部分もありますかね。

ふく:そうですね。

はかせ:なるほど…。有難うございます。

shin・秋治>「元の理探訪記 第2話」より)
さまよい人
さまよい人

今回の文字起こしは、
『天理教教典』第三章「元の理」の5文目について掘り下げるお話の中の、
「しゃち」についての解説部分でした。

以上、
「元の理」勉強PART6
元の理探訪記 第2話」No,1 の【文字起こし】でした。

まとめ

『和漢三才図絵』の鯉と鯱

【『天理教教典』第三章「元の理」の5文目 の 掘り下げ】(No,1)

「続いて、乾の方から しゃち を、
巽の方から かめ を呼び寄せ、
これ又、承知をさせて貰い受け、
食べてその心味を試し、
その性を見定めて、
これ等を 男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、
又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、
夫々を うを と み とに仕込み、
男、女の雛形と定められた。」


【「しゃち」の考察】

  • 多くの「こふき本」では
    「しゃち」ではなく「しゃちほこ」と表記されている。

  • しかし、それについては、現代でも、
    「しゃちほこ」なのか「しゃち」なのか理解が揺れており、定説がない、
    というのが現状である。

  • 「元の理」で説かれている「しゃち」とは、
    「しゃちほこ」でもなく「コイ」でもなくて、
    水族館で見るような「シャチ」のことだ、
    と悟っている先生もおられる。

  • いずれにしても、
    「元の理」の中に出てくる
    「しゃち」であったり「しゃちほこ」であったり「コイ」であったり、
    という生き物を通して、
    勢いが強いとか、固くなる性質があるとか、
    そうした性質を有する道具を引き寄せた、
    というイメージ喚起を促進する意図が込められていた
    ことは間違いないと思われる。

以上、「元の理探訪記 第2話」 No,1 の
【文字起こし】を通じた【自己学習】でした。

今回は、『天理教教典』第三章「元の理」の5番目の文章

続いて、乾の方から しゃち を、巽の方から かめ を呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を 男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々を うを と み とに仕込み、男、女の雛形と定められた。

という文章の掘り下げ学習の、
No,1=「しゃち」についての考察編でした。

次回は、「かめ」の考察部分の【文字起こし】をする予定です。

当記事の内容に関しては、
見出しの付け方とかまとめ方とかで、きっと、不適切な部分が多々あると思います。

しかし、この記事は、
無学な信仰落第生による、あくまで「自己学習」目的の記事ですので、
たまたま通りすがりにこの記事を目にされた方は、
私のまとめはあくまで参考程度にとどめて、
必ず、shin・秋治先生の元動画を確認して頂きますようお願い致します。

それでもって、明らかに誤まっている部分があれば、教えて頂ければ幸いです(笑)

当ブログ、しばらくの間、
shin・秋治氏「元の理探訪記」動画【文字起こし】勉強シリーズを続けます。
天理教教祖百四十年祭に向け、根幹教理である「元の理」に対する知見が少しでも深まることを願って。

ということで、
今回の「彷徨う新米教会長の【自己学習ノート】」は、
「元の理」勉強の第6回目でありました。

人生、死ぬまで勉強。
今後も、勉強し続けていきたいと思います。

ではでは、今回はこのへんで。

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